「シノギ」の版間の差分

主に[[暴力団]]関係の団体・人物が収入を得るために使う手段であり、[[港湾運送業|港湾業務]]や[[興行]]の元締めといった合法手段もあったが、たいていの場合、[[みかじめ料|用心棒]]、[[賭博]]、[[違法薬物]]密売、[[売春]]斡旋、[[ノミ屋]]・[[ダフ屋]]、[[闇金融]]、[[詐欺]]集団の元締めなど、違法手段のものが多い。[[警察庁]]は暴力団の収益源のうち、特に[[覚醒剤取締法]]違反、恐喝、賭博及びノミ行為等の4種類の犯罪によるものを「暴力団の伝統的資金獲得活動」と整理しているが、[[暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律|暴対法]]や[[暴力団排除条例]]などの施行後は減少傾向にある。一方で、[[特殊詐欺]]やインターネットを介在した新しい形態の詐欺の出現や<ref>{{Cite web |date= |url=https://www.npa.go.jp/hakusyo/h19/honbun/html/jc210000.html |title=暴力団の資金獲得活動の変遷 |publisher=警察庁 |accessdate=2019-05-20}}</ref><ref>{{Cite web |date=2019-03-28 |url=https://mainichi.jp/articles/20190328/k00/00m/040/061000c |title=特殊詐欺に暴力団関与　「主犯」の半数　組織の資金源か |publisher=毎日新聞 |accessdate=2019-05-20}}</ref>、取引単価の高い海産物を狙った[[密漁]]などが増加傾向にある<ref>{{Cite web |date=2018/10/06 |url=https://toyokeizai.net/articles/-/241486 |title=暴力団の巨大資金源｢密漁ビジネス｣のリアル |publisher=東洋経済オンライン |accessdate=2019-05-21}}</ref><ref>{{Cite web |date=2019-05-19 |url=https://www.hokkaido-np.co.jp/article/306529/ |title=密漁ナマコ　暴力団増長　昨年逮捕　最多50人　所場代徴収、深い水域お構いなし |publisher=北海道新聞 |accessdate=2019-05-19}}</ref>。