「銀河宇宙オデッセイ」の版間の差分

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== 概要 ==
地球を出発した宇宙船「ヘリオス」が観測を続けるストーリーに沿って進められ、様々な天文現象に遭遇する。当時、第一線で活躍する天文学者が登場し、最新の成果を解説した。撮影には[[NHK放送技術研究所]]が開発中だった[[NHK放送技術研究所#その他技術開発|高感度ハイビジョンカメラ]]([[HARP]])が投入され、数々の天文現象を記録した。この種の科学番組としては異例の豪華なセットや配役、ストーリー展開であった。また、随所に取り入れられたCGは当時の最高水準のもので、映像合成についても処理フロー内の映像品質劣化要因を洗い出して対処した結果、解像度減少や階調飛びが抑えられ、深遠なる宇宙の表現が可能になった<ref>{{Cite web|url=https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej1978/45/8/45_8_966/_pdf/-char/ja|title=NHKスペシャル「銀河宇宙オデッセイ」の映像技術|accessdate=2021年5月10日|publisher=国立研究開発法人科学技術振興機構}}</ref>{{Efn|宇宙のような神秘的な世界を表現する上で、各色8bitの映像処理に限界があったことが報告されている。}}。以降、この番組に匹敵する額の予算の天文番組は制作されていない(時代を経るに連れてCG制作や動画編集のコストが大幅に安くなっているので、予算が抑えられる側面もある)。また、番組のソフト化については放送当時に[[レーザーディスク]]と[[VHS]]が少数発売されただけで、再発売は行われていない。従って、[[21世紀]]に入ってから番組の視聴が困難になっている。全編に渡り流れる[[スムーズジャズ]]の[[バックグラウンドミュージック|BGM]]は当時[[ニューヨーク]]在住のジャズ・ギタリスト高内春彦(HARU)が制作した。
 
== 番組構成 ==