「重甲ビーファイター」の版間の差分

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== 概要 ==
野心作だった前作『[[ブルースワット]]』が商業的に苦戦したことから、本作品では『[[超人機メタルダー]]』から始まった多様化の流れをリセットする形で軽快なバトル路線徹底させた作品路線で、甲虫を投影する3人の強さが強調され{{R|最強162|特撮全史}}、「変身ヒーローと異次元からきた侵略者の対決」というシンプルな構図に回帰した{{Sfn|宇宙船161|2018|pp=94、101}}。これ以年までのメタルヒーローは[[スーパー戦隊シリーズ]]より対象年齢が高く意識されることが多かったが、本作品ではスーパー戦隊と同じ3 - 5歳男児に引き下げられた。本作品以降のメタルヒシリローの対象年齢は、基本的ズ作品戦隊と同じであるおいても踏襲された
 
=== 特徴 ===
 
これまでのメタルヒーローシリーズの主人公たちには『[[時空戦士スピルバン]]』を除けば、刑事・ロボット・忍者・サイボーグ・レスキュー隊といった何らかの「初めから戦闘に慣れている・長けている戦士」の要素があったが、本作品の主人公たちは自然を愛するごく普通の若者として設定されている。前半では主人公3人がいずれも学者という設定や昆虫の精の存在などから、環境問題も取り入れている{{R|最強162|特撮全史}}。しかし、意図しなかったとはいえ新レギュラー・鷹取舞の明るいはじけたキャラクター、それと正反対な陰の属性を持つ後半のライバルキャラ・ブラックビートは作品の雰囲気をも強く変えていった{{R|最強162}}。後半では不思議コメディシリーズを彷彿とさせる話やジャマールに蹂躙された次元の戦士の話などバラエティに富んでおり、終盤はセントパピリアを巡るジャマールの内紛と幹部の離反、宿命に翻弄された拓也の戦線離脱、組織壊滅で終わらない最終決戦と勢いを衰えさせることなく一年を完走した。玩具的にも満を持しての昆虫をモチーフにしたということもあって、年間を通して好調でシリーズ化を果たすほどの成功を収めた。
 
{{独自研究範囲|『ブルースワット』の演出だった各話冒頭と終わりと次回予告冒頭にくるタイトルスペースは本作品でも設けられており、サブタイトルは番組のタイトルロゴが崩れた後に表示され、終わりは番組ロゴの左下に「つづく」と表示された。またアイキャッチもそれまでのヒーローのシンボルマークや英文字をロゴ化したものではなく、番組のタイトルロゴが形成される演出であった。また予告でも基本的に稲葉実のナレーションのみで進行していたが、中盤以降は登場人物のやり取りだけで進行していく回が増えていった。(第30、31、52、53話ほか)|date=2020年12月}}
 
本作品では物語中盤にてメンバーの交代劇が織り込まれているが、これは当初の予定ではなく、羽山麗役の[[葉月レイナ]]が撮影中に負傷したことが理由である<ref>2011年6月に開催されたイベント「虫祭」で、土屋大輔、金井茂が発言{{出典無効|date=2015年6月}}。</ref>。
 
メインのストーリーは第51話までで完結とされ、残る2話分はシリーズ前作『[[ブルースワット]]』および前々作『[[特捜ロボ ジャンパーソン]]』の登場人物がビーファイターと共演する特別編として制作された。
 
=== スタッフ ===
プロデューサーには、前作まで手掛けてに引き続[[堀長文]]も名を連ねているが、実質的には[[東映不思議コメディーシリーズ]]を手がけてきた[[日笠淳]]が中心となって制作が進められた{{R|21st}}。
 
メインライターは前作から引き続き[[宮下隼一]]、その他[[扇澤延男]]、[[鷺山京子]]などが執筆しているが、昨年と違いライターが少数に固定されたローテーションとなった。本作品で最終2話の脚本を手がけた[[小林靖子]]のインタビューによれば、このローテーションは当時東映上層部より「東映は新人養成学校じゃない」と一喝されたことにより、それまでの作品に携わっていた新人ライターの多くが一掃されたことに起因している。しかし当時新人の小林は先輩である鷺山の名を借りて作品を発表しており{{R|U121}}、2010年8月発売の『東映ヒーローMAX』にて、その話が第11話『怒りロボ大暴走』であることが判明した{{R|THM34}}。
キャラクターデザインにはマイケル原腸を始め、大畑晃一や原田吉朗など過去に東映特撮と縁のある面々が起用された{{R|奇怪226}}。このうち、岡本英郎を除く4名は同時期に放送されていた『超力戦隊オーレンジャー』にも並行して参加している{{R|奇怪226}}。終盤に登場した傭兵ヒドラは、デザイナー陣が次作『ビーファイターカブト』の作業に移行していたため、企画者104の河野成寛が担当した{{R|奇怪224}}。
 
音楽面では、劇中音楽を『[[忍者戦隊カクレンジャー]]』よりスライドする形で[[川村栄二]]が、主題歌の作詞・作曲を『[[真・仮面ライダー 序章]]』以来となる[[宇崎竜童]]・[[阿木燿子]]夫妻が担当。また本作品の主題歌・挿入歌のうち、『黒き十字架 BLACK BEET.』を除く9曲の編曲を[[石田勝範]]が、全曲の歌唱を[[石原慎一]]が手がけている。川村作曲の劇中音楽は、彼が手がけた他の特撮作品からもいくつか流用されている。
 
== あらすじ==
=== 映像ソフト化 ===
特記のない限り、発売元はいずれも[[東映ビデオ]]。
; VHS
* 劇場版が1995年10月に『劇場版・超力戦隊オーレンジャー』とのカップリングにてレンタルビデオリリース。同年11月に本作品のみの仕様でセルビデオが[[バンダイ]]よりリリースされている。
:* テレデオシリーズ(VHS、セル・レンタル共通) - 1996年2月から1997年2月にかけて、全13巻(各巻4話(13巻のみ5話))がリリースされている
:* 劇場版 - 1995年10月に『劇場版・超力戦隊オービシンジャー』とのカップリングにてレンタルリリーズを再編集しスされ[[HEROクラブ]]他、同年11月には単独でセルビデオが3巻[[バンダイ]]よりリリースされている。
:* 本作品の1・2話と。前作『[[HEROクラルースワット]]』50話・最終話を - テレビシリーズの再編集版が3巻、そたHEROクラブのビデオ『重甲ビーファイター&ブルースワット 新戦士登場!!その名はビーファイター』がリリースされている。後者の内容は本作品の1・2話、それに『[[ブルースワット]]』の50話・最終話をベースに、ブルースワットからビーファイターへの引き継ぎを兼ねた内容ものとなっている。
; DVD
*: DVDは2006年6月21日から10月21日にかけて、全5巻がリリースされた。2枚組Vol.1・Vol.2が10話、Vol.3 - Vol.5は11話収録)がリリースされた。全話ニュープリントの映像にビデオ版の音声をMIXした仕様となっており、その都合上第2~4話の予告のみ光学音声となっている{{efn|磁気音声版は「ブルースワット」のビデオの最終巻特典として収録。}}。
 
=== 映画作品 ===
: 登場怪人:合成獣ヘルズガイラ、傭兵ドラゴ(演:[[真矢武]])
: ロケ協力:[[大島町]]、大島観光協会、[[東海汽船]]
: 本作品の映画単独作品で、[[東映スーパーヒーローフェア]]の一編として上映。メタルヒーローシリーズの劇場版としては最後の作品となった。DVD「重甲ビーファイター Vol.5」の映像特典や、2007年12月7日に発売された「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」及び、2009年11月21日の「東映特撮ヒーロー THE MOVIE Vol.6」に収録されている。
:
; [[仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z]]
 
=== 漫画版 ===
[[徳間書店]]『[[テレビランド]]』[[1995年]]3月号 - [[1997年]]2月号にかけて、ビーファイターシリーズの漫画が連載されている(作画:[[Moo.念平]])。『ビーファイターカブト』の漫画版では月面決戦のエピソードにおいてテレビシリーズでは実現しなかった、10人のビーファイターが10人勢ぞろいするの共闘も描かれた
 
後に[[2003年]]にスタジオDNA(現:[[一迅社]])からより、『[[ビーファイターカブト]]』と併せた形で単行本として発売された。単行本には甲斐拓也役の土屋大輔の特別寄稿が収録されている。
 
=== CS放送・ネット配信 ===
 
{{前後番組|
放送局=[[テレビ朝日]]系|
放送枠=日曜8時台前半:00 - 8:30 |
前番組=[[ブルースワット]]<br />(1994年1月30日 - 1995年1月29日)|
番組名=重甲ビーファイター<br />(1995年2月5日 - 1996年2月25日)|