「ウランゲリ島」の版間の差分

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[[アザラシ]]、[[レミング]]、[[ホッキョクグマ]]の繁殖地となっている。また、夏の間は多くの鳥がやってくる。
 
島の名前は探検家[[フェルディナント・フォン・ウランゲル]]にちなむ<ref name=Blue>{{Cite book|和書 |author = トラビス・エルボラフ, アラン・ホースフィールド |year = 2017 |title = 世界の果てのありえない場所 本当に行ける幻想エリアマップ |publisher = 日経ナショナルジオグラフィック社 |page = 148 |isbn = 978-4-86313-377-8}}</ref>。彼は[[チュクチ|チュクチ族]]から島の位置を聞いて探索に向かったものの、見つけることはできなかった。島を「発見」したのはアメリカの捕鯨船船長トマス・ロング(Thomas Long)である。
 
[[1911年]]には、ロシア人のグループが上陸した。1921年、[[カナダ]]の探検家[[ヴィルヤルマー・ステファンソン]]([[w:Vilhjalmur Stefansson|Vilhjalmur Stefansson]])はこの島をカナダ領とするため、カナダ人1名・アメリカ人3名・イヌイット1名、合計5名からなる移住者の一行を送った。しかしこの初期メンバーで生き残ったのはイヌイット1人のみであった。1923年にはあらためて13名(アメリカ人1名・イヌイット12名)からなる移住グループをこの島に送り込んだが、1924年にソビエトはステファンソンの送り込んだイヌイットを国外退去させ、現在ある町をつくった。