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重電部門では、発電用の[[タービン]]、[[発電機]]、[[復水器]]、[[原子炉]]などの大型機器を製造する他、[[ゼネラル・エレクトリック|ゼネラル・エレクトリック(GE)社]]からライセンスを受け、[[日立製作所]]と共に日本における[[沸騰水型原子炉]](BWR)のサプライヤーとして[[東京電力]]をはじめとする日本の発電事業者にBWRを販売しているほか、[[4S (原子炉)|小型原子炉]]の開発も進めている。GE社とは核燃料の製造販売や将来型原子炉の共同研究などを通じて深い繋がりがある。
 
また[[2005年]]に発表されたBNFLによる[[ウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニー|ウェスティングハウス]](WH)社の原子力部門売却に応札し、落札に成功した。世界中の商用原子炉の約半分の制作に関わったWH社は[[加圧水型原子炉]](PWR)の世界的メーカーとして知られており、発電炉の主流としてPWRを据える欧州などに販路が広がる可能性が期待された。これにより世界一の原子炉メーカーとしての地位を得たが、結果的に東芝全体の経営危機に繋がる多大な負債を作り出した。2017年にWHは連邦破産法を申請し、2018年には東芝よりカナダの投資ファンド・[[ブルックフィールド・アセット・マネジメント|ブルックフィールド]]への売却が決定された。
 
2016年には独自の産業用[[モノのインターネット]](IIoT)基盤である「SPINEX」を開始した<ref>{{Cite web|title=東芝、産業向けIoTサービスの全社横断型マーケティングプレースを開設|url=https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2012/18/news033.html|website=MONOist|accessdate=2021-04-12|language=}}</ref>。