「クリームヒルト」の版間の差分

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ドイツ人作家ヴァルター・ハンゼンは、物語前半におけるクリームヒルトのモデルはグズルーンであり、後半のモデルはハンガリー王妃[[ギーゼラ・フォン・バイエルン|ギーゼラ]]であると主張している。
 
ギーゼラの夫[[イシュトヴァーン1世 (ハンガリー王)|イシュトヴァーン1世]]はハンガリーのキリスト教化を推し進めた[[聖人]]であり、夫を支えたギーゼラ自身も[[福者]]に列せられている。しかし、王の功績は反対派との抗争や弾圧、粛清を伴うものであった。
 
王の死後、ギーゼラは「温和な王をそそのかし、多くの人を死に追いやった悪女」として年代記の中で語られる事になる。そのような「歪められた」記録を元に、「ニーベルンゲンの歌」の詩人はクリームヒルトという人物を創作したのだという。<REF>W・ハンゼン著、金井英一・小林俊明訳『「ニーベルンゲンの歌」の英雄たち』河出書房新社</REF>