「聖書」の版間の差分

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タグ: 2017年版ソースエディター
{{Otheruses||岡村靖幸の曲|聖書 (岡村靖幸の曲)}}
{{キリスト教}}
'''聖書'''(せいしょ、[[w:Holy bible{{interlang|en|Holy bible]]}})とは、[[キリスト教]]、[[ユダヤ教]]の[[聖典|教典]]、[[聖書正典|正典]]であり、[[イスラム教]]でも[[教典]]とされている<ref>[[中村廣治郎]]、『イスラム教入門』、[[岩波書店]]、[[1998年]]</ref>。
 
== 概要 ==
ユダヤ教およびキリスト教関連の宗教ではもっとも重要な宗教文書とされる。もっとも、[[旧約聖書]]と[[新約聖書]]の両者を聖書と呼ぶのはキリスト教の立場に基づくものである。ユダヤ教ではいわゆる新約聖書は教典ではなく、[[イスラム教]]では両聖書<ref group="注">聖書に相当するものであり、現在読まれているものとは異なる。[[アラビア語]]で、旧約聖書に収められている[[モーゼ五書]]は「タウラー」、[[詩篇]]は「ザブール」、新約聖書に収められている[[福音書]]は「インジール」と呼ばれる。</ref>と[[クルアーン]]とはいずれも教典、またはそれに準じる文書である<ref group="注">ただし、クルアーンが優越すると考えられており、内容に𪗱𪘚がある場合はクルアーンの記述が優先される</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.islamreligion.com/jp/articles/36/ |title=諸啓典への信仰 |accessdate=2018-08-02}}</ref>。
2017年現在、聖書は全部または一部が世界3200以上の[[言語]]で翻訳されている。
 
== ユダヤ教の聖書 ==
{{Main|ヘブライ語聖書}}
ユダヤ教において、聖書とは、[[紀元前4世紀]]までに書かれた[[ヘブライ語]]および[[アラム語]]の文書群。全24巻から成り立ち、律法([[トーラー]] : {{lang|he-latn|Torah}} ヘブル語 {{lang|he|תּוֹרָה}} )、 預言者(ネビイーム : {{lang|he-latn|Nevi'im}} ヘブル語 נְבִיאִים){{lang|he|נְבִיאִים}} )、諸書(ケトゥビーム : {{lang|he-latn|Ketuvim}} ヘブル語 כְּתוּבִים){{lang|he|כְּתוּבִים}} )に分類され、3つの頭文字TNKをとり、[[タナハ]] ({{lang|he-latn|Tanakh}} ヘブル語 {{lang|he|תַּנַךְ}}) と呼ばれる。
[[律法]]と呼ばれる文書([[モーセ五書]])を核に、預言書(神からの啓示である[[預言]]の記述)および歴史書、諸書と呼ばれる詩や[[知恵文学]]を加えたものをさす。キリスト教でいう[[旧約聖書]]と内容は同一であるが書簡の並び順は異なる。紀元前4世紀ごろには、この文書群が、「聖書」つまり統一された1つの[[書物]]として認識されるようになった。現存する最古の[[写本]]は紀元前1世紀頃書かれたとされる[[死海文書|死海写本]]に含まれている。
 
=== 構成 ===
{{Main|旧約聖書|新約聖書|正典|聖書正典|聖書原典}}
聖書は[[キリスト教]]の聖典であり(ただし位置付けは[[キリスト教諸教派の一覧|教派]]により異なる、詳細[[#位置付け|後述]])、[[旧約聖書]] ({{lang|en|Old Testament}}) と[[新約聖書]] ({{lang|en|New Testament}}) からなる。キリスト教では、[[イエス・キリスト]]以前の預言者と神の契約を旧約と言い、キリスト以降のキリストの言葉や奇蹟を弟子たちがキリストの死後書いたものを新約聖書と称している<ref name="ocjoshie2">[[正教会]]の出典:[http://www.orthodoxjapan.jp/tebiki/oshie02.html 教え-聖書:日本正教会 The Orthodox Church in Japan]</ref><ref>[[カトリック教会]]の出典:[http://www.newadvent.org/cathen/02543a.htm CATHOLIC ENCYCLOPEDIA: The Bible]</ref><ref>[[聖公会]]の出典:[http://anglicansonline.org/basics/catechism.html Anglicans Online | The Catechism or an Outline of the Faith]</ref><ref>[[ルーテル教会]]の出典:[http://www.lcms.org/faqs/thebible Frequently Asked Questions | The Bible - The Lutheran Church—Missouri Synod]</ref><ref>[[改革派教会]]の出典:[http://www.ogaki-ch.com/WCF/text/ ウェストミンスター信仰基準(日本基督改革派教会訳)]、[http://www.yokohamarcj.jp/qa.html Q&A - 日本キリスト改革派 横浜教会]</ref>。
 
[[英語]]の音訳から、'''バイブル''' ({{lang|en|the Bible}}) とも言うが<ref group="注" name="Scriptures">ただし英語では "{{lang|en|The Holy Scriptures}}" といった表記が事典・辞典の見出し語として使われることも多い。</ref>、この語は {{lang-el|βιβλία}}(({{lang|grc-latn|biblía}}<ref group="注" name="ビブリア">[[古典ギリシア語]]再建音からは「ビブリア」、[[現代ギリシア語]]からは「ヴィヴリア」(βがvになる)と転写し得る。</ref>ギリシャ語で書物の意<ref name="ocjoshie2" />、中性複数)が、{{lang-la|biblia}}(ビブリア、単数女性)に転写されたものが元になっている<ref>[http://stevendimattei.com/whats-name-biblia-bible/ Bible, biblia, biblion, torah, codex, canon, Christianity]</ref>([[西方教会]]圏では、英語に限らず様々な言語に「ビブリア」系の語彙がみられる<ref>[http://www.newadvent.org/cathen/02543a.htm CATHOLIC ENCYCLOPEDIA: The Bible]</ref>)。
 
「旧約」「新約」の「約」とは、[[神]]との[[契約]]のことで、[[2世紀]]頃からキリスト教徒の間で呼ばれ始めた。「『新約』はユダヤ教での神との契約を反古にして、神と新たに契約したということであり、旧約聖書は教典の役割を果たさないものである」と捉えるのは誤りであり、例えば新約聖書[[マタイによる福音書|マタイ伝]]の一節「天と地が消え失せるまで、すべてが成し遂げられるまでは、律法から[[一点一画]]も消えることは無い」(5:18)に見るように、キリスト教においても旧約聖書は決して無視できない書であり、正典に数えられている。
{{Notelist2}}
=== 出典 ===
{{Reflist|230em}}
 
== 参考文献 ==
 
== 関連項目 ==
{{div col}}
* [[アブラハムの宗教]]
* [[聖典]]
* [[ガングリオン]] - 聖書ダコ(Bible Bump)とも呼ばれる。
* [[紙の寸法]] - [[システム手帳]]用に使われる95mm×170mmの紙を日本では「バイブルサイズ(聖書サイズ)」と呼ぶ。
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== 外部リンク ==
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