「背景音楽」の版間の差分
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[[映画]]、[[テレビドラマ]]、[[テレビゲーム]]、[[演劇|舞台劇]]などで流される音楽をバックグラウンドミュージックと呼び、演出意図を効果的に補完できる曲が新たに作曲、または従来の音楽より選曲されて使用される。劇中で伴奏されることから'''[[劇伴]]'''(げきばん)とも呼ばれるが、この言葉は音楽を見下すとして使わない者もいる反面、通常の音楽と異なる価値を意味するとして積極的に使う者もいる。
かつては完成した映像を流しながら、そのシーンにあわせた作曲・指揮・演奏・録音を行っていたが、ドラマやアニメなどのテレビシリーズが確立されるとこの手法が間に合わなくなり、現在は放映前に作曲家が何十曲か作っておくのが一般的な手法である
なお、英語では、劇伴を「{{Lang|en|background music}}」と呼ぶことは間違いではないが、「店舗などでの背景音楽」(下記)などと区別するため、劇伴を特に「{{Lang|en|incidental music}}」と呼ぶことがある。この場合の「{{Lang|en|incidental}}」とは「付随的な」という意味で、「他の芸術作品の付属物として作られた音楽」というニュアンスである。「[[付随音楽]]」も参照。
== 店舗などでの背景音楽 ==
[[
店舗の[[雰囲気]]についての研究は、1970年代に[[フィリップ・コトラー]]が{{仮リンク|アトモスフェリクス|en|Atmospherics}}という概念を提唱したことに端緒をなすが、そこでは[[色]]、[[照明]]、[[におい]]、混み具合、ストア・レイアウト、ストア・デザイン、販売員とともにバックグラウンドミュージックなどの音楽が主要な環境要因として挙げられる{{sfn|白井|2016|p=1}}{{Sfn|岡山|2017|p=44}}。BGMの選択はテンポの印象や売上に影響を与えるが、適切なBGMと店舗の種類の組み合わせを判断することは、選択肢が多いこともあり容易ではない{{sfn|白井|en|p=4}}。
業務用BGMとして製作された[[器楽曲]]は、英語では「{{Lang|en-US|elevator music}}」または「{{Lang|en|muzak}}」
== 業務用BGM提供事業者 ==
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== 脚注 ==
{{
===出典===
{{Reflist|35em}}
== 参考資料 ==
* {{Cite magazine|和書|date=2016-06-05|last=白井|first=美由里|title=店内にクラシック音楽を流すと客の購入額増?BGM、客の購買行動を大きく左右|magazine=Business Journal|publisher=[[サイゾー]]|url=https://biz-journal.jp/2016/06/post_15361.html|accessdate=2021-06-03|ref=harv}}
* {{cite journal|和書|last=岡山|first=武史|date=2017|title=小売における企業ブランドの一要素としての店内環境要因に関する考察|journal=JSMDレビュー|volume=1|issue=1|pages=41-48|publisher=日本商業学会|ref=harv|doi=10.32299/jsmdreview.1.1_41}}
== 関連項目 ==
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