「JRタワー」の版間の差分

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札幌駅1階の東西にある[[コンコース]]と一体化した形で地上1階と地下1階に大きな通路を設けており、これを境に施設は大きく3つのブロックに分かれている<ref name="立澤芳男">{{Cite web |author=立澤芳男 |url=http://www.hilife.or.jp/datafile2011/04.pdf |title=都市生活で読む日本の実態シリーズNo.4 |date=2011-08-24 |pages=14-15 |format=PDF |publisher=[[ハイライフ研究所]] |accessdate=2017-09-01}}</ref>。外観には3代目駅舎の[[デザイン]]を採り入れて札幌の街と駅の歴史や記憶の継承を意図している{{Sfn|臼井幸彦|2004|p=1}}。2つの[[コンコース]]に挟まれた中央棟(センターブロック)を9層(軒高51 m)に抑えて4代目駅舎の水平線のイメージを残しているほか{{Sfn|臼井幸彦|2004|p=1}}<ref name="開発の経過">{{Cite web |url=http://www.jr-tower.com/about01 |title=開発の経過 |work=JRタワー |accessdate=2017-08-30}}</ref>、超高層棟(軒高163 m)を東側奥にセットバックして建築することで駅前広場と調和したヒューマン・スケールに配慮している{{Sfn|臼井幸彦|2004|p=1}}。正面([[ファサード]])中央部には北海道出身の[[彫刻家]]・[[デザイナー]]である[[五十嵐威暢]]による「星の大時計」を配置しており、大時計の外壁下部に貼られた[[ソーラーパネル]]を動力源にしている{{Sfn|臼井幸彦|2004|p=2}}。
 
他方、当ビルの開業により、本来、新幹線駅用地として確保されていたはずの同地が[[日本公団|鉄建公団]]の反対や、当時の札幌市長・道知事などの論戦があったのにも係わらずJRタワーに転用されてしまい、[[北海道新幹線]]の札幌駅設置が混乱を極めたこと<ref>[http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1710/27/news050.html 北海道新幹線「札幌駅」地下案はダメ、ゼッタイ!]</ref>や、[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)内部では華やかなビル開発にスポットが当たるようになり、赤字の鉄道事業が軽視されがちな風土を生み出すことにつながった<ref>『東洋経済』第105巻12号、2017年、34頁。</ref>との指摘もある。
 
== 札幌駅総合開発 ==