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著名なジャズ・ミュージシャンにしては珍しい楽器を選び、チャロフがバリトン・サクソフォーンを自分の楽器とするまでは、その楽器の演奏者は、[[デューク・エリントン]]楽団の[[ハリー・カーネイ]]しかいなかった。[[チャーリー・パーカー]]の影響を受けた最初のミュージシャンの一人であり、他のサックス奏者に先駆けて[[ビバップ]]様式で演奏した<ref>Joachim E Berendt's "The Jazz Book"</ref>。
 
当初チャロフは、第2期の[[ウディ・ハーマン]]楽団に1947年から1949年まで属し、[[ズート・シムズ]]や[[ハービー・スチュワード]]、[[スタン・ゲッツ]]とともに「[[フォー・ブラザーズ]]」の一人として有名になった。チャロフは[[ボイド・レイバーン]]や[[ジョージー・オールド]]、[[ジミー・ドーシー]]、[[カウント・ベイシー]]らとも共演し、リーダーとして録音も手懸けた。
 
チャロフの活動は、[[ヘロイン]]中毒のために非常に限られたものだった。[[薬物依存症]]を克服した後で[[脊椎]]に[[癌]]を患い、そのために早世した。
 
レーベルは[[ストーリーヴィル・コード|ストーリーヴィル]]、[[キャピトル・レコード|キャピトル]]に録音が残る。共演者は[[ラス・フリーマン]]、[[チャーリー・マリアーノ]]、[[ディック・ツワージィック]]、[[ソニー・クラーク]]、[[フィリー・ジョー・ジョーンズ]]等が挙げられる。
 
== ディスコグラフィ ==
=== アルバム ===
*『サージ・アンド・ブーツ』 - ''Serge and Boots'' (1954年、Storyville)
*『ザ・フェイブル・オブ・メイル』 - ''The Fable of Mabel'' (1955年、Storyville)
*『ボストン・ブロウ・アップ!』 - ''Boston Blow–Up!'' (1955年、Capitol)
*『ブルー・サージ』 - ''Blue Serge'' (1956年、Capitol)