「平沢貞通」の版間の差分

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* 晩年の平沢と会ってその人柄に心酔した遠藤誠は「仏界におられる[[普賢菩薩]]が、近頃の人類の行きかたを憂慮され(中略)みずから無実の死刑囚に化身されたのかもしれない」「昭和二十三年当時の平沢さんは、ただの一介の人間にすぎなかったのだが、その後、どこかの時点から普賢菩薩が乗り移ってしまわれたということか」「今の私は、『'''平沢氏普賢菩薩説'''』を信じている者である」と述べた<ref>遠藤誠『帝銀事件の全貌と平沢貞通』p.129およびp.135より引用。ISBN-13 : 978-4768467794</ref>。
* 平沢の釈放後に備えて、「救う会」では[[東京都]][[杉並区]][[今川 (杉並区)|今川]]の[[マンション]]の一室を用意していた。そこには後に平沢の遺体が安置された<ref name="hirasawa002"/>。
* [[北海道放送]]が2003年に制作・放送したドキュメンタリー番組では、生前の平沢の獄中での音声(隠し撮り)や、平沢の長女へのインタビュー(顔は映っていない)なども収録されている<ref name="北海道放送2003"/>。自分の子供を世間の迫害から守るため、ずっと平沢の娘であることを隠してきた長女は、獄死した父について「あんなね、環境の悪いね、条件の悪いとこでね、よくあの歳まで生きてたと思うんですよね。・・・・・・やっぱり、出たい一心で頑張ったんでしょうかね」「シロにしろクロにしろね、あんだけ世間を騒がしたんですからね、やっぱり誰だっていい思いはしてませんよね」と語った
 
== 著書 ==