「黄金聖闘士」の版間の差分

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いかなるときにもクールであることを貫く。氷河に対しては氷河の母の眠る船をシベリアの海底奥深くへ沈めてしまうなど、非情とも取れる方法でその甘さを断ち切ろうとするなど冷たさを見せたが、氷河同様にクールさの裏に熱い心を秘めており、弟子思いの一面がある<ref name="datafile3" />。十二宮戦では、氷河を深く愛するあまり他の黄金聖闘士に嬲り殺されることを恐れ、本来の守護宮である宝瓶宮から四つも離れた天秤宮まであえて出向き、フリージングコフィンによって氷河を凍結して立ち去り際に涙を流すなどしている。救出された氷河に対して[[#ミロ|ミロ]]は「一時的に戦線から離脱させて生き延びさせるための行為」と言ったが、カミュは「魂は天に昇っても肉体は滅びない」と言っているので、己自身の手で氷河を殺そうとしたと思われる。
 
宝瓶宮での氷河との闘いでは、命を懸けて氷河を絶対零度にまで導くと共に、男なら闘いの中で節を曲げることなく最後まで自分の立場で闘い抜くことを教える(ただし、これは氷河の想像であってカミュ自身の心情描写はない)。激闘の中で絶対零度に目覚めた氷河が会得したオーロラエクスキューションによって全身を凍結されて倒され、死の瞬間まで氷河を見守る師としての言葉を残し散る。
 
アニメでは設定が異なり、氷河とアイザックの師・[[聖闘士星矢の登場人物#水晶聖闘士|水晶聖闘士]]の師であり(水晶聖闘士が登場した時点では原作で氷河の師匠の事は語られていなかった)、孫弟子にあたる氷河にとってカミュは師も同然となっている。OVA『冥王ハーデス十二宮編』では、過去の回想シーンで身分を隠して修行時代の氷河に聖闘士の精神を手解きしており<ref>OVA『冥王ハーデス十二宮編』3巻ブックレットより</ref>、その意味においてカミュも氷河を育てたもう1人の師とされた<ref>OVA『冥王ハーデス十二宮編』 第4話。</ref>。