「ホルン三重奏曲 (ブラームス)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
外部メディア追加(モダン楽器による演奏)
出典+1、少し加筆、外部メディア(ヴィオラ版の演奏)を追加
7行目:
| audio1 = [https://www.youtube.com/watch?v=OmcMcSvrPvg 第1楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=8GyrLPUrxGQ 第2楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=wZgqPCOfMUM 第3楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=oS5boeQwi88 第4楽章]<br />[[ゲルト・ザイフェルト]](ホルン)、エドゥアルト・ドロルツ(Eduard Drolc)(ヴァイオリン)、[[クリストフ・エッシェンバッハ]](ピアノ)によるモダン楽器演奏。[[ユニバーサル ミュージック グループ|ユニバーサル・ミュージック]]提供のYouTubeアートトラック。
| audio2 = [https://www.youtube.com/watch?v=iAev9j9ZMBs 第1楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=YRxJgCKpL5I 第2楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=w7ehoyqwAYA 第3楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=Ui-J-1yMPzY 第4楽章]<br/>{{仮リンク|トゥーニス・ファン・デア・ズヴァールト|nl|Teunis van der Zwart}}([[ホルン#ナチュラル・ホルン|ナチュラルホルン]])、[[イザベル・ファウスト]](ヴァイオリン)、{{仮リンク|アレクサンダー・メルニコフ|en|Alexander Melnikov (pianist)}}(ピアノ)による[[古楽器]]演奏<ref>{{Cite web|author=Jed Distler |title=Brahms: Horn Trio, etc./Faust, Van der Zwart, Melnikov |url=https://www.classicstoday.com/review/review-14708/ |website=Classics Today |accessdate=2021-6-11}}</ref>。[[ハルモニア・ムンディ]]提供のYouTubeアートトラック。
| audio3 = [https://www.youtube.com/watch?v=lIZ8dX_je04 第1楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=LZxAHwJf1uw 第2楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=vhB-xYSOBGQ 第3楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=cJ3Ey6OF2oY 第4楽章]<br />{{仮リンク|マキシム・リザノフ|en|Maxim Rysanov}}(ヴィオラ)、ボリス・ブロフツィン(Boris Brovtsyn)(ヴァイオリン)、カーチャ・アペキシェヴァ(Katya Apekisheva)(ピアノ)によるヴィオラ版の演奏、[[:en:The Orchard (company)|Orchard Enterprises]]提供のYouTubeアートトラック。
}}{{Portal クラシック音楽}}
 
==概要==
ブラームスは多くの室内楽曲を作曲しているが、[[ホルン]]を使用した室内楽曲はこの作品のみである。[[1865年]]の[[5月]]に[[バーデン=バーデン]]で作曲が始められた。[[金管楽器#バルブ|バルブ]]を持たない[[ホルン#ナチュラル・ホルン|ナチュラルホルン]]の[[ゲシュトップフト#ゲシュトップフトの起源|ストップ奏法]]で演奏することを意図して作曲されている<ref name="Silberman">{{Cite journal|url=http://brassresourcefile2013.weebly.com/uploads/2/3/8/1/23812044/brahmss_use_of_the_hand_horn_in_the_trio_op._40.pdf |author=Peter Silberman |title=Brahms's Use of the Hand Horn in the Trio, Op.40 |format=PDF |journal=The Horn Call |publisher=[[:en:International Horn Society|International Horn Society]] |issue=February 2008 |pages=49-53 |accessdate=2021-6-14}}</ref>。作曲者動機は友人であったホルン奏者アウグスト・コルデス(August Cordes)を想定して書かれた依頼あると言われてはなるが、作曲かと過程を示す資料推測無いため、詳しい動機は不明である<ref name="Silberman" />。初演は同年の[[11月28日]]に[[チューリヒ]]で、ブラームスのピアノと2人の友人によって行われた。
 
アダージョ・メストの第3楽章は、同年の[[2月2日]]に母が76歳で世を去ったため、母を追悼する気持ちを込めて書き上げている。また第3楽章の主題には、[[ドイツ]]の古い[[コラール]]『愛する神の導きにまかすもの』が用いられ、より重厚な対位法で書かれているが、これは母の死に直接関係していることが窺われる。
18 ⟶ 19行目:
-->
<!-- コメントアウトして差し替え。[[ノート:ホルン三重奏曲 (ブラームス)]]参照。-->
同じ編成の曲として、[[ハンガリー]]の作曲家[[ジェルジ・リゲティ]]([[:en:György Ligeti|en]])が[[1982年]]に作曲した[[{{仮リンク|ホルン三重奏曲 (リゲティ)|label=ホルン三重奏曲]]([[:|en:|Trio for Violin, Horn and Piano (Ligeti)|en]])}}がある。この曲には『ブラームスを称えて』という副題が付けられている。
 
==構成==