「四分音符」の版間の差分

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{{redirect|♩|類似する記号を含めた総合的な説明|音符}}
[[Image:Quarter notes and rest.svg|thumb|right|300px|上向きの符幹の四分音符、下向きの符幹の四分音符、四分休符]]
[[Image:Quarter note run.png|thumb|right|300px|4つの四分音符。四分音符は符尾(はた)を持たない最小の音符である。]]
'''四分音符'''(しぶんおんぷ、しぶおんぷ {{lang-en|米:quarter note 英:crotchet}}, {{lang-de|die Viertelnote}})は、[[全音符]]の4分の1の長さで演奏される[[音符]]。しばしば音楽家により四分音符は1[[ビート (音楽)|ビート]]であると言われるが、これは必ずしも正しくなく、ビートは音楽の[[拍子記号]]で示され、四分音符はビートであるかどうか分からない。四分音符は楕円形で塗りつぶした[[符頭]]とまっすぐで旗の無い[[符幹]]からなる。幹の向きは普通[[五線譜]]の中線より下にあるときは上向き、中線上もしくはより上にあるときは下向きになる。ただし、幹の向きにより2つ以上の[[声部|パート]]を区別することがある。また、頭も幹に対して向きを逆にする(画像参照)。
 
==表記法==
[[Unicode]]ではU+2669である。(<span style="font-size:140%;">♩</span>)
 
関連するものとして'''四分[[休符]]'''がある。これは四分音符と同じ長さの無音を表す。通常は[[File:crotchet rest alt plain-svg.svg|x20px]]という記号で書かれるが、たまに古い記号である[[File:crotchet rest plain-svg.svg|x14px]]で書かれる{{efn|古い方の記号の使用例は20世紀後期までのイギリス音楽で見られる。例えばW. A. Mozart ''Requiem Mass'', vocal score ed. W. T. Best, pub. London: Novello & Co. Ltd. 1879.}}<ref>''Rudiments and Theory of Music'' Associated Board of the Royal Schools of Music, London 1958. I,33 and III,25. The former section shows both forms without distinction, the latter the "old" form only. The book was the Official ABRSM theory manual in the UK up until at least 1975. The "old" form was taught as a manuscript variant of the printed form.</ref>。
 
==歴史==
この音符は{{仮リンク|定量記譜法|en|mensural notation}}の{{lang|la|semiminima}}(半分ミニム(二分音符))に由来する。"crotchet"という言葉は、黒記譜法(black notation)でフックが音符に使われていたため、「小さいフック」を意味する[[古フランス語]] {{lang|fro|crochet}}('hook'を意味する{{wikt-lang|fro|croc}}の指小辞)に由来する。しかし、後に登場した白記譜法(white notation)ではフックが[[八分音符]]に使われたため、現代のフランスでは{{lang|fr|croche}}は八分音符を表す{{Citation needed|date=March 2009}}。
 
四分音符は二分音符の半分、八分音符の2倍の長さで演奏される。"quarter note"という単語はドイツ語の{{lang|de|Viertelnote}}という単語の[[翻訳借用]]である。他の多くの言語でもこの音符(および休符)の名前は同語源の翻訳借用である。[[ロマンス諸語]]では通常[[ラテン語]]で「黒」を意味する{{lang|la|negra}}から派生した単語を用いている。
 
カタルーニャ語、フランス語、ガリシア語、スペイン語におけるこの音符の名前(いずれの「黒」を意味する)は、{{lang|la|semiminima}}が定量白記譜法において中を塗った最も長い音符であることに由来するが、これは現代の音符においてもあてはまる。
 
ブルガリア語、中国語、クロアチア語、チェコ語、日本語、韓国語、ポーランド語、ロシア語、セルビア語、スロバキア語における名前は「4分の1」(音符)と「4分の1の休止」(休符)を意味する。
 
== 関連項目 ==
* [[演奏記号]]
 
== 注 ==
{{notelist}}
 
== 脚注 ==
{{reflist}}
 
{{DEFAULTSORT:しふおんふ}}