「超合金 (玩具)」の版間の差分

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=== 超合金魂 ===
1997年に「'''超合金魂'''」(ちょうごうきんだましい)として、'''[[マジンガーZ]]'''が復活した。対象は子どもの頃に買ってもらえなかった30〜40代で、発売から20日間で5万個を完売<ref>「産経新聞」1998年1月26日朝刊記事より</ref>。それまでの玩具然としたアレンジを止め、対象年齢を15歳以上に引き上げることで原作に忠実なシルエット{{efn|ただし、合体・変形タイプの商品に関しては可動・プロポーションとの両立のために変形ギミックをアレンジしている。また、一部アイテムでは特定形態のプロポーション調整のための矯正パーツも付属している。}}を持つ商品を実現した。キャッチフレーズは「少年の心を持った大人たちへ・・・」となっていて、子どもの玩具ではなく大人のアイテムを強調している{{efn|価格も5,800円(発売当時)とキャラクター玩具としては高価だったが、「1万円でおつりが来て、一回飲みに行くのをやめれば買える価格」に設定された(バンダイ広報部)。これは70年代当時の超合金CM「赤提灯(居酒屋)我慢して(そのお金で超合金を買ってもらった)キン坊(息子)ニコニコ」を意識しての価格設定とのこと。}}。この復活した「'''[[マジンガーZ]]'''」の成功により「'''超合金魂'''」は高いクオリティーで一般認識される大人向け高級玩具の走りとなり、その後ラインナップを増やしていった。略称及び通称は'''金魂'''』(製品クオリティや販売方法などに起因し愛称とも蔑称ともなっている。)
 
 「[[グレートマジンガー]]」「[[UFOロボ グレンダイザー|グレンダイザー]]」に続き「[[ゲッターロボ]]」、「[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]」、「[[大空魔竜ガイキング]]」など以前に人気の高かったキャラクターの他、商品化の希望の多いものも製作されている。「[[無敵超人ザンボット3]]」「[[無敵鋼人ダイターン3]]」「[[伝説巨神イデオン]]」など「放送当時は競合他社がスポンサーだった」作品{{efn|なお、「[[戦闘メカ ザブングル]]」はバンダイもスポンサーとして参加していたが、合金玩具はメインスポンサーであった[[クローバー (玩具メーカー)|クローバー]]から発売されていた。}}からのキャラクターや、初期ラインナップのリファイン版{{efn|このうち[[マジンガーZ]]、[[グレートマジンガー]]、[[超電磁ロボ コン・バトラーV|コン・バトラーV]]は完全新規造形、その他は一部造形や塗装、ギミックを見直したリニューアルバージョンとなる。}}も発売されている。また、「[[宇宙戦艦ヤマト]]」{{efn|後述の「ポピニカ魂」でもラインナップされていたが、ブランド替えの再発売ではなく新規造形の別物である。}}からは、かつてなら「ポピニカ」(後述)系列でラインナップされたロボット形態に変形しない純粋な艦船{{efn|ロボット形態(人型・それ以外を問わず)に変形する艦船は以前より超合金ブランドで出ていた(「[[宇宙刑事ギャバン]]」の「ドルギラン」、「[[戦闘メカ ザブングル]]」の「アイアン・ギア」、「[[マクロスF]]」の「マクロス・クォーター」など)。}}も含まれるようになった。
また、現在の技術で立体化した超合金という名を冠した商品も発売されている(「[[創聖のアクエリオン]]」「[[マクロスF]]{{efn|[[ROBOT魂]]とのダブルブランド商品(ケーニッヒモンスター)も発売されている。}}「[[ファイアボール (アニメ)|ファイアボール]]」など)。別ブランドとして'''ポピニカ魂'''も展開されている。