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しかし、もともと個艦用に設計され、CICオペレーションの合理化・能率化を主目的としたもので、海上自衛隊の求めるものとは異なっており、またスクリーン上のシンボルを個々に動かすのではなくスクリーン全体の情報を一気に更新しなければならないなどの制約もあった{{Sfn|小滝|2014}}。このこともあり、当初は「たかつき」に続いて同型艦[[きくづき (護衛艦)|「きくづき」(39DDA)]]への搭載も予定されていたものの、これは行われず、「[[たちかぜ (護衛艦)|たちかぜ]]」(46DDG)に搭載された[[WES]]を端緒として、[[アメリカ海軍]]の[[海軍戦術情報システム]](NTDS)をベースとしたOYQシリーズへと移行していくことになった{{Sfn|塚原|2014}}。
 
なお本機について、アメリカの著名な海軍史家であるノーマン・フリードマンは、「[[アメリカ海軍のコンピュータ#第1・2世代|AN/USQ-20B(CP-642B)]]コンピュータ1基とAN/UYA-4(OA-7979)コンソール4基、水平型で大型のAN/UYA-4(OJ-195)コンソール1基より構成されており、アメリカ海軍が[[ガーシア級フリゲート]]のうち2隻([[ヴォーグ (フリゲート)|FF-1047]], [[コーレシュ (フリゲート)|1049]])に搭載したNTDSの対潜版試作型(ASWSC&CS, ASW Ship Command and Control System)に近いものであった」としているが{{Sfn|Friedman|1997|p=90}}、この情報について、堤明夫海将補(退役)は「残念ながら、全く違う、というか全くの誤りです」と述べている<ref>{{Cite web|date=2020-07-07|url=http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/AAW_TMD/AAW_arekore/AAW_arekore_05.html|author=堤明夫|title=NYYA-1 とは ?|accessdate=2020/-11/-24}}</ref>。
 
== 脚注 ==