「五貫裁き」の版間の差分

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== あらすじ ==
[[賭博]]場の使い走りをしていた八五郎。大病を患い、寝込む事になった彼は、闘病中に仲間が一人も見舞いに来なかった事から自分の人生を見直し、了見を入れ替え堅気になることを決意した。決意を固めた八五郎は大家に相談、[[八百屋]]をやりたいと言う彼に、大家は奉加帳(カンパを記録する為の帳面)を作って「最初に金持ちの所に行け」とアドバイス。喜んだ八五郎は早速カンパを募りに行くが、何故か数分で傷だらけになって戻ってきた。
 
話を聴くと、彼は最初に質屋をやっている『徳力屋』という所に行ったのだが、番頭に初筆三文と書かれて唖然。押し問答をしていると、そこへ徳力屋の旦那がやってきて「書き直す」というので、てっきり増やしてくれると思ったのだがあべこべに減らされてしまったと言うのだ。頭にきた八五郎は、一文を徳力屋に投げつけ、殴ろうと飛び掛ったらあべこべに[[煙管]]で殴られてしまったらしい。それを聞いた大家は、何故か「面白いな」と呟き、今度は奉行所に訴え出ることをアドバイスした。
毎日毎日、夜になると八五郎が一文返しにやって来る。何日も安眠を妨害された徳力屋は、『奉行も[[糸瓜]]もあるか』と激怒してしまうが、そこへ話を聴いた[[同心]]が怒鳴り込んできてビックリ。
 
その一件で、やっと大家の魂胆が分かった八五郎。面白くなった彼は、大家の勧めで日中に睡眠を取り、夜になると夜通し徳力屋に一文返しに行き眠れないようにしてしまった。これには流石の徳力屋も参ってしまった。計算をしてみると、このままだと向こう13年は眠れぬ日が続き、受け取りの用の半紙が5000枚、なにより五人組への謝礼が莫大な量になってしまう事が判明する。焦った徳力屋は、八五郎に[[示談]]を提案、八五郎は打ち合わせどおりに大家に話しを持って行き、結局20両で示談にしてもらうことにしてもらった。
 
その後、徳力屋は善行に目覚め、世の為人の為に尽くしたんだとか。
 
 
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