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連珠と囲碁を別々に
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'''ニギリ'''は、[[囲碁用語一覧|囲碁用語]]の一つで黒番(先手)、白番(後手)を決める方法。また、株取引における違法行為のひとつを指す隠語でもある。
 
==概要==
囲碁におけるニギリは、ハンディのいらない[[互先]]対局を行う場合に、[[先手]]と[[後手]]を[[ランダム]]に決定するために行う行為。また、囲碁と同じ道具を使う[[連珠]]でも、仮先、仮後を決めるのに行うこともある。[[オセロ (ボードゲーム)|オセロ]]では、石の表裏の色が異なるというオセロの特徴に合わせてニギリをアレンジした伏せ石という方法で先後を決める。素人同士の正式でないゲームでは、ニギリを採用せず、じゃんけんで先手と後手を決めることもある。
 
まず対局者の一方(年長者が握るのが正式)が白石を数個握り、もう一方が黒石を1個([[奇数]]の意)ないし2個([[偶数]]の意)盤に置く。その際に、「奇数先」、「偶数先」と声に出すこともある。白石を開いて奇数か偶数かを調べ(わかりやすいように、石を2列に並べて、残ったのが1個か2個か表すこともある)、当たった場合は黒石を置いた方すなわち当てた方がそのまま先手(黒番)となり、外れた場合は白黒を交換して後手(白番)になる。プロの対局では、モニター撮影もあり、碁石を交換せずに、席を移ることもある。

連珠の場合でも仮先、仮後を決める際に採用されている。その際白黒とも握り、開いて一方が奇数(白黒合わせて奇数)ならば黒石を握った者が先手となり、両者とも奇数もしくは偶数(白黒合わせて偶数)の場合は白黒交換する。
 
僅かながら、奇数を選択する方が確率的に有利{{要出典|date=2021年4月}}。何故なら、奇数である、1個から握るから。1個も握らない0を認める様にすれば、これは解消出来る。