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補正を加える以前の測定値は、なんら補正が加えれていない必要がある。
追加: 算出法、関連項目
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'''A特性'''とは、[[騒音計]]による測定に使われる、[[人間]]の[[聴覚]]を考慮した周波数重み付け特性である。[[JIS]] C 1502-1990「普通騒音計」に定められている.
 
ヒトが感じる[[音の大きさ]]は[[音圧]]のみでなく[[周波数]]にも左右される。人間の聴覚は、約1000 [[ヘルツ|Hz]]以下で徐々に感度が下がり、一般的に20 Hzを下回ると聞こえなくなる。同様に高周波音についても、徐々に感度が下がり、一般的に20000 Hzを上回る([[超音波]])と聞こえなくなる。
 
マイクロフォンでは、この人間(広く言えば動物)の感覚に相当する概念がないため、人間に聞こえない低周波から、高周波まで計測することができる。しかしながら、あくまで人間が聞こえなければ音(騒音)として成立しない分野の場合にはA特性を用いて評価することが求められる。
 
なんら測定された無補正を行わずに実測した[[音圧レベル]]に対しA特性による補正を施した測定値を、'''A特性音圧レベル'''といい、記号''L''<sub>A</sub> で表す<ref>{{cite|和書 |author=大野進一|author2=山崎徹 |title=機械音響工学 |publisher=森北出版 |year=2010 |isbn=978-4-627-66751-8 |page=31}}</ref>。''L''<sub>A</sub> は音圧レベルに対して補正値を加算することで求められる<ref>"A特性の補正値 ... フラットの値(dB)に下記の値を加算してください。" 小野測器. [https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/la/la_common_1.htm FAQ].</ref>。
 
== 例 ==
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== 参考文献 ==
 
* JIS C 1509-1:2017 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−
{{reflist}}
 
== 関連項目 ==
 
* [[音の大きさ]]
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