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日本のバーテンダー
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井山 計一(いやま けいいち、1926年-2021年5月10日)は、日本のバーテンダー。世界的に知られるカクテル「雪国 (カクテル)|」の考案者として知られる。2018年にはカクテル「雪国」の誕生秘話と井山の半生を描いたドキュメンタリー映画『YUKIGUNI』が製作された[1]。2020年にはバーテンダーとして現代の名工を受賞している[1]。
経歴
1926年、山形県酒田市に産まれる。山形県立酒田商業高等学校を卒業後、神奈川県横浜市の東京芝浦電気軍需工場で働く[1][2][3]。召集令状が届いたのは終戦日の2日後であり、従軍はしていない[1][3]。戦後は叔父が経営するダンスホールでプロダンサーとして指導を行う[1]。そこの生徒であった女性と結婚し、仙台市へ移住し、バーテンダー見習い募集の貼り紙を見て、これに応募し採用される[1]。その後、福島の駅前にあるキャバレーでマネージャー兼バーテンダーとして働いた後、1955年に酒田市に戻り、バー「ケルン」を開業し、以後、2021年に没するまでバーテンダーを勤める[1][2][3]。
1958年には創作カクテル「雪国」が壽屋(現・サントリー)主催の創作カクテルコンテストである第3回ノーメル賞でグランプリを獲得する[1][4]
2018年には渡辺智史監督でカクテル「雪国」の誕生秘話と井山の半生を描いたドキュメンタリー映画『YUKIGUNI』が製作され、同年11月に山形県内で、翌2019年には東京都内で上映された[5][2]。
出典
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- ^ a b c d e f g h i j “94歳現役バーテンダーが明かす、伝説のカクテル「雪国」誕生の真相とは?”. ダイヤモンド・オンライン. 2021年7月14日閲覧。
- ^ a b c d “国内最高齢バーテンダー 井山 計一 さん”. やまがたコミュニティ新聞オンライン (2018年9月28日). 2021年7月14日閲覧。
- ^ a b c d “バーテンダー・井山計一さん 「今日が大事」言葉に重み”. ZAKZAK (2021年5月24日). 2021年7月14日閲覧。
- ^ a b 福西英三『カクテル教室』保育社、1996年、93頁。ISBN 978-4586508877。
- ^ a b “日本最高齢 92歳のバーテンダー井山計一。スタンダードカクテル「雪国」の誕生秘話と彼の半生を追ったドキュメンタリー『YUKIGUNI』公開!”. シネフィル (2018年12月13日). 2021年7月14日閲覧。
- ^ a b c “現代の名工 井山計一さん死去 カクテル「雪国」生む”. NHK (2021年5月11日). 2021年7月14日閲覧。
- ^ a b “井山計一さん死去 バーテンダー”. 産経ニュース (2021年5月11日). 2021年7月14日閲覧。