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=== 民族自決と革命の象徴 ===
[[第二次世界大戦]]後、弾丸がAK-47と共通すること以外は独自設計の[[Vz 58]]を採用した[[チェコスロバキア]]を除く[[ワルシャワ条約機構]]加盟国や[[中華人民共和国|中国]]、[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]、[[キューバ]]などで採用されて、[[東側諸国]]を代表する[[火器]]となった{{efn2|旧東側に近いとされた[[非同盟|非同盟諸国]]においても、[[リビア]]や[[インド]]では[[FN FAL]]が、[[ミャンマー]](ビルマ)では[[H&K G3]]が採用されるなど、AK-47系統を主力小銃としなかった国も少数ではあるが存在する。また、反政府ゲリラにおいても、ミャンマーの[[カレン民族解放軍]]、レバノンの[[レバノン軍団]]、フィリピンの[[新人民軍]]のようにM16を使用しているケースもある。これらはAK47よりもM16の方が入手が容易である事が主な理由となっている}}。
 
武力によって独立を勝ち取った[[国家]]や、政権を奪取した[[革命]]政府にとって、AKは戦乱を戦い抜いた頼もしい戦友であり、[[民族自決]]や自主独立の象徴でもある。このため、[[モザンビークの国章|モザンビーク]]や[[ジンバブエの国章|ジンバブエ]]、[[東ティモールの国章]]にAK-47の図柄が組み込まれているほどである。特にモザンビークでは、[[モザンビークの国旗|国旗]]にもAK-47のデザインが取り入れられており、国家以外でも、[[レバノン]]の[[ヒズボラ]]・[[コロンビア]]の[[コロンビア革命軍|FARC]]などが、組織の旗にAK-47の図柄を取り入れている。