「オートクレーブ」の版間の差分

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=== 水晶の合成 ===
化学合成の中でも工業的に特に重要なのは水晶の合成である。
オートクレーブ内に、天然水晶の小片(ラスカ)を下部に入れ、上部に種水晶を吊るし、アルカリ水溶液を満たして密封し、高温高圧(約350℃、90~14590 - 145[[メガ|M]][[パスカル (単位)|Pa]])に保つ。
高温高圧の環境下で原料のラスカはわずかに溶解し飽和状態となる。下部にくらべ上部の温度を低くすることで内部に熱対流が発生し、飽和溶液は熱対流によって温度の低い上部に運び込まれる。上部は過飽和状態となり種水晶表面に水晶が再結晶化し、成長する。
成長速度は、1日当たり0.4~04-0.5mm5ミリメートルの速度で、40日程度から長いもので200日以上を要する<ref>http://www.kyocera.co.jp/prdct/electro/product/xtalintro/syn.html</ref>{{リンク切れ|date=2021年7月}}。
得られた水晶は、宝石として使用されるほか、水晶振動子としてクオーツ式時計に用いられる。
 
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===圧力鍋===
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== 注意点 ==
* [[第一種圧力容器]]の整備の作業(容器の内部を開放して行う清掃の業務を含む)は、[[ボイラー整備士]]でなければ行ってはならない。しかし、実際は医療機器業者が何の資格も持っていない作業員を整備に充てている例が多く、配管も亜鉛メッキ鋼管や重力に反した処にY型ストレーナを取り付けているところが多く、行政の指導が望まれるところである。