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; イースタン・カットオフ(英語:Eastern Cut-off)
バー正面から助走し、脚を交互に広げ<ref name="苅部俊二"/>、クリアランス時に体がバーと水平になる様に前屈方向に回転させることでお尻をより持ち上げる跳び方{{sfn|真鍋周平|2020|page=44}}。19世紀後半に{{仮リンク|マイケル・スウィーニー|en|Michael Sweeney (athlete)}}が編み出した<ref name="iaaf"/>。日本では「正面跳び」と呼ばれた<ref name="苅部俊二"/><ref name="岡尾惠市3"/>。
 
; ウエスタン・ロール(英語:Western Roll)
斜めから助走し、バーに近い脚で踏み切り、体は横向きに回転して、着地は脚から行う跳び方<ref name="岡尾惠市3"/>{{sfn|真鍋周平|2020|page=45}}{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}{{sfn|細谷真澄|1977|page=91}}。20世紀初頭に[[ジョージ・ホーリン]]が開発したとされる{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}。背が下向きとなるバリエーションは「ロール・オーバー(Roll Over)」と呼ばれた{{sfn|真鍋周平|2020|page=45}}。
 
; ベリー・ロール(英語:Belly Roll、別名:ステラドル Straddle)
ウエスタン・ロールと同様に斜めに助走し、バーに近い脚で踏み切り、頭部から飛び込み、クリアランス時はバーを中心に腹ばいの状態で胴体を回転させバーを越す跳び方<ref name="苅部俊二"/>{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=9}}{{sfn|真鍋周平|2020|page=46}}{{sfn|細谷真澄|1977|page=91}}。1930年代に[[デビッド・アルブリットン]]が編み出したとされる<ref name="苅部俊二"/>{{refnest|group="注"|name="1919-1930"}}。1950年代になるとソ連の指導者・選手により、クリアランス時に上体を着地側のバーの下に倒す方法に改良され、「ソ連式ベリー・ロール」「ダイブ・ストラドル」と呼ばれた{{sfn|真鍋周平|2020|page=50}}。
 
; 背面跳び(英語:Fosbury Flop)
バーに向かって半円を描くように助走し、バーから遠い脚で踏み切ると同時にバーに背を向ける方向に回転し、頭部から飛び込み、体を反ってバーを越え、そのまま背中で着地する方法{{sfn|細谷真澄|1977|page=91}}{{sfn|真鍋周平|2020|pages=51-52}}{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=9}}。[[ディック・フォスベリー]]が考案し<ref name="苅部俊二"/>、1968年メキシコオリンピックで金メダルを獲得し、世に広まった{{sfn|真鍋周平|2020|pages=51-52}}。最も使われている跳び方となっている<ref name="苅部俊二"/>{{sfn|真鍋周平|2020|page=56}}。
 
<ref name="ATWRM">{{cite web |url=https://www.worldathletics.org/records/all-time-toplists/jumps/high-jump/outdoor/men/senior |title=All time Top lists>Senior Outdoor High Jump Men |accessdate=2021-07-17 |publisher=World Athletics |language=en }}</ref>
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; ウエスタン・ロール(英語:Western Roll)
斜めから助走し、バーに近い脚で踏み切り、体は横向きに回転して、着地は脚から行う跳び方<ref name="岡尾惠市3"/>{{sfn|真鍋周平|2020|page=45}}{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}{{sfn|細谷真澄|1977|page=91}}。20世紀初頭に[[ジョージ・ホーリン]]が開発したとされる{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}。背が下向きとなるバリエーションは「ロール・オーバー(Roll Over)」と呼ばれた{{sfn|真鍋周平|2020|page=45}}。
 
; ベリー・ロール(英語:Belly Roll、別名:ステラドル Straddle)
ウエスタン・ロールと同様に斜めに助走し、バーに近い脚で踏み切り、頭部から飛び込み、クリアランス時はバーを中心に腹ばいの状態で胴体を回転させバーを越す跳び方<ref name="苅部俊二"/>{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=9}}{{sfn|真鍋周平|2020|page=46}}{{sfn|細谷真澄|1977|page=91}}。1930年代に[[デビッド・アルブリットン]]が編み出したとされる<ref name="苅部俊二"/>{{refnest|group="注"|name="1919-1930"}}。1950年代になるとソ連の指導者・選手により、クリアランス時に上体を着地側のバーの下に倒す方法に改良され、「ソ連式ベリー・ロール」「ダイブ・ストラドル」と呼ばれた{{sfn|真鍋周平|2020|page=50}}。
 
; 背面跳び(英語:Fosbury Flop)
バーに向かって半円を描くように助走し、バーから遠い脚で踏み切ると同時にバーに背を向ける方向に回転し、頭部から飛び込み、体を反ってバーを越え、そのまま背中で着地する方法{{sfn|細谷真澄|1977|page=91}}{{sfn|真鍋周平|2020|pages=51-52}}{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=9}}。[[ディック・フォスベリー]]が考案し<ref name="苅部俊二"/>、1968年メキシコオリンピックで金メダルを獲得し、世に広まった{{sfn|真鍋周平|2020|pages=51-52}}。最も使われている跳び方となっている<ref name="苅部俊二"/>{{sfn|真鍋周平|2020|page=56}}。
 
== ルール ==