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ITILはITサービスマネジメントを実現するため、ITサービスの品質向上、中長期的なコストの削減などを目的として実在する[[企業]]、サプライヤ<ref>ITサービスを提供するために必要となる[[ソフトウェア]]や[[ハードウェア]]、技術力などを提供する取引企業のこと。</ref>、[[コンサルティング|コンサルタント]]などからITサービスに関する実際の運営方式や[[手続き的知識|ノウハウ]]を収集し、書籍化したもの。
欧米社会においてITILは既にITサービスマネジメントの業界標準として広く認知されており、社会的な地位を確立している<ref>[http://www.nri.co.jp/opinion/it_solution/2007/pdf/IT20070605.pdf 欧州におけるITILの適用事例](PDF)</ref>。ITILはITサービスマネジメントの[[英国規格]]であるBS 15000のベースとなって
また、ITILでは「'''3つのP'''」という概念について説明がなされている。これは {{lang|en|process}}(過程)、{{lang|en|people}}(人)、{{lang|en|products}}(成果物) の3つを指し、プロセスだけが充実していても、担当者のスキルのみに頼る事も、どんなに高価で便利な[[ツール]]を使用しようとも、それぞれがバランス良く配置されなければ効果は得られないと警鐘している。ITILを解説する書籍によっては、さらに {{lang|en|partners}}(協力会社) を加え、「'''4つのP'''」と表現しているものもある。これはITILバージョン3で大きな要素として盛り込まれた[[アウトソーシング]]が意識されている。
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