「倶利伽羅峠」の版間の差分

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[[明治]]に入り、[[北陸道]]を継承した国道20号(現在の[[国道8号]]の一部)も倶利伽羅峠を通っていた。[[1878年]]([[明治]]11年)の[[明治天皇]]の北陸巡幸の際、倶利伽羅峠は急坂で天皇の輿が通れないため、北の天田越(天田峠)が改修され、後にこちらが国道となった。[[1899年]]、[[北陸本線]]が富山まで延伸されたときも天田峠の下に[[トンネル]]が掘られた。これが、現在の「倶利伽羅トンネル」である。
 
天田峠越えの国道は最高勾配が11.3%、峠の両側にヘアピンカーブが連なり、幅員も7.0mと狭く、特に積雪時は除雪障害区域として交通確保に困難を極めていた<ref name="oybss">『小矢部市史 -市政四十年史-』(2002年12月10日、小矢部市発行)231 - 232頁「国道八号倶利伽羅バイパス(トンネル)」より。</ref>。
[[1955年]](昭和30年)、北陸本線の勾配の緩和のため近くに新しいトンネルが掘られた。古いトンネルは、[[1966年]]3月より拡幅工事が実施され、[[1967年]](昭和42年)[[12月6日]]より国道8号のトンネルに転用された<ref>『新聞に見る90年 下』(1974年10月1日、北日本新聞社発行 881ページ。)</ref>。天田峠を越える[[旧道]]は[[石川県道・富山県道286号刈安安楽寺線]]となっている。倶利伽羅峠を越える道は、[[1995年]](平成7年)に[[建設省]]の[[歴史国道]]に選定された。
 
[[1955年]](昭和30年)、北陸本線の勾配の緩和のため近くに新しいトンネル(現在[[あいの風とやま鉄道]]が[[あいの風とやま鉄道線]]として使用しているトンネル)が掘られた。古いトンネルは、[[1966年]][[3月26日]]より拡幅工事が実施され、[[1967年]](昭和42年)[[12月6日]]より国道8号のトンネルに転用された<ref name="oybss" /><ref>『新聞に見る90年 下』(1974年10月1日、北日本新聞社発行 881ページ。)</ref>。天田峠を越える[[旧道]]は[[石川県道・富山県道286号刈安安楽寺線]]となっている。倶利伽羅峠を越える道は、[[1995年]](平成7年)に[[建設省]]の[[歴史国道]]に選定された。
[[2009年]](平成21年)[[4月28日]]には、北陸道の峠道が歴史的価値の高い道路遺構であるため石川県の[[史跡]]に指定されている<ref>{{Cite web |author= |date=2010-09-21 |url=http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/siseki/ken1-14.html |title=御舘館跡・北国街道倶利伽羅峠道 |publisher=石川県 |accessdate=2013-04-01}}</ref>。
 
 
== 倶利伽羅トンネル ==
* 全長957m片側1車線のトンネルで、幅員8m、高さ6.3m<ref name="oybss" />。国道8号の[[くりからバイパス]]の一部となっている。'''くりからトンネル'''とも表記されている。
* トンネル内では、石川・富山両県のラジオの再送信を実施している(隣接する[[小矢部バイパス]]の源平・小矢部両トンネルでも実施。ただし石川県側の[[津幡北バイパス]]の岩崎・倉見両トンネルでは石川県内のラジオ局のみ実施)。対象の放送局は[[NHKラジオ第1放送|NHKラジオ第1]]([[NHK金沢放送局|金沢]]・[[NHK富山放送局|富山]])、[[NHKラジオ第2放送|NHKラジオ第2]](金沢・富山)、[[NHK-FM放送|NHK FM]](金沢・富山)、[[北陸放送]]、[[北日本放送]]、[[エフエム石川]]、[[富山エフエム放送|FMとやま]]。
* 開通当時としては長大なトンネルであったことから、防火設備として警報装置を4か所に設置されている。[[1968年]]には、交通量増大による排気ガス処理を目的とした換気装置が設置されたm<ref name="oybss" />。
* 2015年度の1日当たりの交通量は約2万台。国道8号の新潟、富山、石川の県境区間では最も交通量が多い<ref name="hokkoku">『[[富山新聞]]』2019年6月25日付朝刊1面「倶利伽羅に新トンネル 国道8号 北陸地方整備局 ルート決定 拡幅の2本新設 安全性向上」([[北國新聞]]社富山本社)より。</ref>。
 
 
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[[category:富山県の峠]]