「フッ素系界面活性剤」の版間の差分

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疎水部が撥水性・撥油性を持つという誤った認識があるが、分子量が低く、親水親油性があるため実際には撥水撥油の性能は発揮されない。かって、PFOSやPFOAは[[ポリテトラフルオロエチレン]]や[[ポリフッ化ビニリデン]]の製造の際に[[乳化剤]]として使用されていたが、環境汚染の観点から最近ではあまり使用されていない。
<ref>David A. Ellis, Scott A. Mabury, Jonathan W. Martin and Derek C. G. Muir (2001): ''Thermolysis of fluoropolymers as a potential source of halogenated organic acids in the environment.'' In: ''[[Nature]]'' 412, S.&nbsp;321–324. {{DOI|10.1038/35085548}}</ref>
その濡れ性から[[眼鏡]]・[[ゴーグル]]・[[フェイスシールド]]などのレンズのガラス及びプラスチックに[[曇り止め]]用剤として用いられる。<ref>[https://patents.google.com/patent/JP6371654B2/ja]</ref><ref>[https://dbsearch.biosciencedbc.jp/Patent/page/ipdl2_JPP_an_2002222848.html]</ref>
また乾燥後の[[撥水]]作用から車両の[[フロントガラス]]をはじめとする[[風防]]ガラスの曇り止め剤として用いられる。