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==現況==
{{出典の明記|date=2016年1月24日 (日) 02:04 (UTC)|section=1}}
=== 英語圏 ===
{{See also|国別英語話者数ランキング|英語を公用語としている国の一覧|英語圏}}
[[ファイル:Anglospeak(800px).png|thumb|300px|世界の英語圏地域。濃い青色は英語が第一[[公用語]]または事実上の(''de facto'')第一公用語となっている地域。水色(薄い青色)は英語が公用語の一つである地域。]]
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[[20世紀]]中盤までイギリスが多くの[[植民地]]を抱えていたこと([[イギリス帝国]])は英語話者数の増加の要因となった。イギリスの取った植民地政策は間接統治であった。つまり[[エリート]]層をイギリス本国で[[教育]]させ、それぞれの植民地へ送り返した。上層階級であるエリート層はみな英語で教育を受けたため、植民地行政では英語が支配的となり、[[独立]]後もこの状態が続く。かくして旧イギリス領(現在その多くは[[イギリス連邦]]に加盟している)では法律が英語で起草されており、それによって公的に([[政治]]・[[経済]]・教育で)使われるようになり、イギリスとこれらの地域の共通語になった。
 
=== 国際共通語としての英語 ===
英語が国際共通語として使用されるようになったのはそれほど古くはなく、19世紀まではフランス語が外交用語や国際共通語としての地位を占めていたが、[[第一次世界大戦]]後から英語はフランス語と並ぶ国際語としての地位を徐々に築いていった<ref>「言語世界地図」p196 町田健 新潮新書 2008年5月20日発行</ref>。[[第二次世界大戦]]後イギリスは徐々に国際政治での影響力を弱めていくが、同じ英語を使用する国であるアメリカ合衆国が強い影響力を持つようになり、結果として英語が有用な外国語として世界に広く普及することになった。経済、[[社会]]、[[文化_(代表的なトピック)|文化]]など様々な分野で[[グローバリゼーション|グローバル化]]が進み、「国際共通語」としての英語の重要性は高まる一方である。約80の[[国家|国]]・地域で話されており、[[世界]]で最も多くの国・地域で使用されている言語である。