「グラント・グリーン」の版間の差分

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== 来歴 ==
ジャズ評論家のデイヴ・ハンターは、グリーンの演奏について「しなやかでルーズ、かすかにブルージーで、正しくグルービー」と評している<ref>Dave Hunter, [http://www.gibsonguitar.es/News-Lifestyle/Features/en-us/Get-That-Tone_-Green-Street-er.aspx "Get That Tone: Green Street-era Grant Green"], Gibson, July 4, 2008.</ref>。[[1960年代]]の[[ブルーノート・レコード]]<ref>ドイツ出身のアルフレッド・ライオンが設立。きわめて小規模のインディーながら、ジャズの歴史に残るアルバムを多数発売した。また45回転シングルもかなり発表している</ref>を代表するギタリストであり、オーソドックスな[[ビバップ]]から、ソウル・ジャズ([[ファンキー・ジャズ]])に至るまで、さまざまな演奏スタイルを聴かせた。このため、グリーンのレコードはジャズ・ファンだけにとどまらず、他ジャンルのファンからも聴かれることがあった。1960年代後半以降は、[[ジェームス・ブラウン]]<ref>「スーパーバッド」「ソウル・パワー」などヒット曲はひじょうに多い</ref>に影響を受けたファンク・スタイルの演奏をする場合もあった。1980年代末の[[レア・グルーヴ]]ブームをきっかけに、彼への再評価がおこなわれている。
 
1960年代前半は、主に[[ビバップ]]・スタイルでプレイした。1961年の[[ブルーノート・レコード|ブルーノート]]におけるファースト・アルバム『グランツ・ファースト・スタンド』、セカンド・アルバム『グラントスタンド』などでは、彼の優れたバップ・フレーズを聴くことができる。