「ダヴル」の版間の差分

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バルカン半島南部において、'''タパン(tapan)'''で奏でるリズムは複雑で、数多くの伝統的な拍子の上で多くのアクセントがある。[[マケドニア]]では、'''タパン'''は、[[ズルナ]]や{{仮リンク|ガイダ|en|gaida}}などの他の楽器に付随して最も頻繁に使用され、[[ブルガリア]]では通常、{{仮リンク|ガイダ|en|gaida}}と[[ガドゥルカ]]と共に演奏される。一方で、[[アルバニア]]、[[ブルガリア]]、[[マケドニア]]の民俗舞踊や民謡の中で、単独でも演奏されている。婚礼や、家庭や村における[[守護聖人]]の祝祭日といった[[ブルガリア]]の村のお祭りでは、何世紀にもわたり、'''タパン'''はかけがえのないものであり続けている。
 
[[ルーマニア]]や[[モルドバ]]では、'''トバ(tobă/dobă)'''で時折踊りを伴奏する。{{仮リンク|モルダヴィア地域|en|Moldavia}}、{{仮リンク|[[マラムレシュ地域|en|Maramures}}]]、[[ビホル県]]では、小さなシンバルを上に取り付けた派生種もあるが通常は1つのヘッドを木製の槌で叩き、もう一方の細い棒で、胴の縁やシンバルを打つ。
 
トルコやアルメニアで'''ダヴル(davul)'''は最も一般的には[[ズルナ]]と演奏され、他の楽器({{仮リンク|メイダン・サズ|tr|Meydan_sazı}}など<ref name="turkey" />)やアンサンブルでも演奏される。伝統的に軍事的な通信や告知などの連絡の用途でも用いられ、[[メフテル]]や[[イェニチェリ]]の音楽でも用いられてきた。