「齧歯目」の版間の差分

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ネズミ目の動物は、物をかじるのに適した歯と顎を持ち、上顎・下顎の両方に伸び続ける2つの[[切歯|門歯]]と、犬歯を持たないことが特徴である<ref name=":0">{{Cite web|title=齧歯類とは|url=https://kotobank.jp/word/%E9%BD%A7%E6%AD%AF%E9%A1%9E-59642|website=コトバンク|accessdate=2020-12-27|publisher=}}</ref><ref>{{Cite web|title=齧歯目とは|url=https://kotobank.jp/word/%E9%BD%A7%E6%AD%AF%E7%9B%AE-2034289|website=コトバンク|accessdate=2020-12-27|publisher=}}</ref>。この門歯は物をかじることで次第に削れてゆき、長さを保っている。漢語名齧歯目、および学名「Rodentia」は[[ラテン語]]で「かじる(齧る)」という意味の''rodere''から来ている。歯は木を削ったり[[堅果]]類の皮をかじったり身を守ったりするために使われる。ネズミ目の動物の多くは、種子などの植物質を食料とするが、魚や昆虫を主食とする種もわずかに存在している。なお他の哺乳類とは異なり、ネズミ目では[[嘔吐|嘔吐反射]]が見られない<ref>Bininda-Emonds OR, Cardillo M, Jones KE, MacPhee RD, Beck RM, et al. (2007) The delayed rise of present-day mammals. Nature 446: 507–512. doi: 10.1038/nature05634</ref>。
 
[[南極大陸]]と[[ニュージーランド]]を除く世界各地に分布している。[[オーストラリア]]を除く各地域では、種類数・個体数ともに多く、外形・習性変化も多様性に富んでおり、いる。約2400種が知られており、全4千数百種程とされる哺乳類の種数の半分を占める最大のグループである。「[[ねずみ算]]」という言葉があるほど、非常に繁殖力が強い種が多い<ref name=":0" />。
 
概して小さいものが多く、なかでも[[アフリカンドワーフマウス]]は体長6cm、体重7g程度しかない。一方、大きいものでは、現生種最大の[[カピバラ]] {{snamei||Hydrochoeris hydrochaeris}}<!--oとaの違いは誤植ではありません--> が 45[[キログラム|kg]] 程度である。