「ベアボーンキット」の版間の差分

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| 出典の明記 = 2021年8月
| 独自研究= 2021年8月
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'''ベアボーンキット'''(''Barebone kit'')とは、[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]の組み立てキットの一種。[[HDD]]や[[メモリ]]など一部の部品を取り付けることで完成する。'''ベアボーン'''とも呼ばれる。
 
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一般に小型である場合が多く、標準的な[[MicroATX]]規格や[[FlexATX]]規格のマザーボードとマイクロケースを使ったものが多いが、さらなる小型化を求めたものではケース共々専用設計で作られているパーツも少なからず見られる。形状もMicroATX規格に準拠したケースから立方体に近いキューブ型や薄型のものなどなどさまざまである。拡張性はその形状によって左右され、MicroATX規格の場合には背面に4スロット程度確保されているものが基本であるが、小型化を追求したものでは拡張性を犠牲にしたものが多く、必要な機器は全てUSBで外部接続するというスタイルのものも多い。
 
[[ノートパソコン]]のベアボーンも数多く存在する。この場合、多くはCPU・メモリ・HDD程度を追加すればパソコンとして完成するが、それ以上のカスタマイズは難しい物が多い。
 
これらベアボーンにパソコンショップが独自にパーツを組み合わせ、[[プライベートブランド|ショップブランド]]のパソコンとして販売している例も見られる。また、通信販売や家電量販店への[[OEM]]供給などを販売ルートの主力とする[[ホワイトボックス (パソコン)|ホワイトボックス]]パソコンのメーカーの中には、台湾や中国のメーカーのそれ単体で入手可能な既製品やホワイトボックスパソコンメーカー向け仕様のベアボーンを一括大量調達して輸入し、これをベースに日本国内の工場で組み立てを行い、自社ブランドの「[[日本製]]パソコン」と銘打って販売を行っているものが存在していることも事実である。特にノートパソコンについては、日本のホワイトボックスパソコンのメーカーには自社オリジナルのベアボーンを社内で設計・製造する能力を持っているものは無いに等しく、実際にはほぼ全てが[[Micro-Star International|MSI]]やHECなどの海外メーカーの既製品のベアボーンをベースにしており、これのメーカーロゴの[[デカール]]などを自社仕様にカスタマイズした物の供給を受けて、パーツを取り付ける形で自社製品化している。