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| Origin = {{JPN}} [[東京]]
| Genre = [[ダブ]]<br />[[レゲエ]]<br />[[ドリーム・ポップ]]
| Years_active = [[1987年]] - [[1999年]]<br />[[2005年]] - [[2006年]]<br / >[[20062009年]]<br / >[[20092011年]] - [[2012年]]<br / >[[2014年]] - [[2016年]]<br / >[[2018年]] - [[2021年]]
| Label = [[ポニーキャニオン]]<br />[[ポリドール・レコード]]
| Production =
| Associated_acts = [[Buffalo Daughter#メンバー|シュガー吉永]]<br />[[The castanets#メンバー|小宮山聖]]<br />[[木暮晋也]]<br />[[SUPER BAD#メンバー|ダーツ関口]]<br />[[HONZI]]<br />[[zAk]]<br />[[UA (歌手)|UA]]
| Influences =
| URL = [http://www.fishmans.jp fishmans]
| Current_members = [[佐藤伸治]] ([[ボーカル]]、[[ギター]]、[[コルネット]])<br />[[茂木欣一]] ([[ドラムセット|ドラムス]])
| Past_members = [[柏原譲]] ([[ベース (弦楽器)|ベース]])<br />[[HAKASE-SUN|ハカセ]] ([[キーボード (楽器)|キーボード]])<br />[[小嶋謙介]] (ギター)
}}
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== 略歴 ==
[[1987年]]、佐藤伸治(ボーカル・ギター・コルネット)・小嶋謙介(ギター)・茂木欣一(ドラムス・コーラス)の3名で結成。当時、全員が明治学院大学の学生であり、佐藤と茂木は「ソングライツ」、小嶋は「ライトミュージックソサエティ(L.M.S)」という軽音楽サークルに所属していた<ref>リットーミュージック『Guitar magazine 2021年8月号』143頁より。</ref>。その後、[[1988年]]に柏原譲(ベース)が、[[1990年]]にハカセ(キーボード)が加入し、5人体制となる。
ボーカル、ギターの佐藤伸治を中心として[[1987年]]に[[明治学院大学]]の音楽サークル内で結成。バンド名は[[フィッシュマン|メキシコに実在した覆面レスラー]]から佐藤が命名したと結成当時のインタビューでは答えている<ref>「ind's」1988-89 12/1月号のインタビュー記事より。</ref>が、後のインタビューとの回答と一致せず、真相は不明(なお佐藤は実際にプロレス愛好家だった)。初期のフィッシュマンズは[[レゲエ]]を基調としたポップな楽曲を演奏していた。しかしオリジナルメンバー2人の脱退や、エンジニアであるzAkのレコーディングへの参加、レーベルの移籍に伴うスタジオ環境の変化などをきっかけに、その音楽性はレゲエの他、[[ダブ]]、[[エレクトロニカ]]、[[ロックステディ]]を基調に、[[ロック (音楽)|ロック]]、[[ファンク]]、[[ヒップホップ]]などの要素を取り入れたサウンドを展開した。
 
バンド名の由来については、[[フィッシュマン|メキシコに実在した覆面レスラー]]から佐藤が命名したと結成当時のインタビューでは答えている<ref>「ind's」1988-89 12/1月号のインタビュー記事より。</ref>が、後のインタビューでの回答と一致せず、真相は不明(なお佐藤は実際にプロレス愛好家だった)。なお、ライブのMCの際のみ定冠詞を付けた「ザ・フィッシュマンズ(The Fishmans)」と自称することが多い。
[[ポリドール]]移籍後の『空中キャンプ』、『LONG SEASON』、『宇宙 日本 世田谷』のいわゆる「[[世田谷 (世田谷区)|世田谷]]」3部作を発表した時期から[[テクノ (ダンスミュージック)|テクノ]]系の雑誌や[[サブカルチャー]]系の雑誌にもたびたび取り上げられるようになった。
 
[[1991年]]、シングル『ひこうき』でヴァージン・ジャパンよりメジャーデビュー。[[1995年]]にかけて5枚のアルバムを残す。
[[1999年]][[3月15日]]、佐藤が死去。これによりバンドは活動を休止する。
 
初期のフィッシュマンズは[[レゲエ]]や[[ロックステディ]]を基調としたポップな楽曲を演奏していたが、ライブ及びレコーディングのキャリアを重ねるにつれ、それらのジャンルの要素に加え、[[ダブ]]、[[エレクトロニカ]]、[[ロック (音楽)|ロック]]、[[ファンク]]、[[ヒップホップ]]などの要素を取り入れた独自のサウンドを構築。スタジオ制作・ライヴパフォーマンスの両面において展開していった。その過程では、当初PAエンジニアであったZAKのレコーディングへの参加、小嶋・ハカセらデビュー当初のメンバーの脱退とそれに伴うサポートミュージシャンの参加、レーベルの移籍に伴う制作環境の変化(ワイキキビーチ/ハワイスタジオの設立)といった様々な状況の変化があった。
[[2000年]]には佐藤の全ての詩を収めた詩集「ロングシーズン-佐藤伸治詩集」が発売された([[2006年]]には新装版が発売)。
 
[[1995年]]、[[ポリドール]]への移籍後リリースした初のシングル『ナイトクルージング』がチャートイン。[[1996年]]のアルバム『[[空中キャンプ]]』はその高い完成度とオリジナリティで好評を博し、音楽業界において一躍注目を集めるようになった。DJなどクラブミュージック界隈からも高い評価を受け、この頃から[[テクノ (ダンスミュージック)|テクノ]]系の雑誌や[[サブカルチャー]]系の雑誌にもたびたび取り上げられるようになった。続くアルバム『LONG SEASON』では35分超の表題曲1曲のみ収録という試みに挑戦。ワイキキビーチ/ハワイスタジオで制作した最後の作品となった1997年のアルバム『宇宙 日本 世田谷』では静謐で内向的ながらグルーヴを感じさせる独自のサウンドを確立。緊張感と高揚感をあわせもったこれら一連の作品群はのちに「世田谷三部作」と呼ばれ、90年代後半の日本の音楽シーンにおいて大きな存在感を示すようになった。また、ライブ活動も精力的に行ない、デビュー以来培ったリズム隊の強固なグルーヴとサポート陣を含めた立体的なアンサンブル、佐藤の唯一無二のヴォーカルに加え、大作「LONG SEASON」のライヴでの再現や、既存曲をスタジオ版から大胆にリアレンジする野心的なパフォーマンスにより、ライヴ・バンドとしての評価も確固たるものとなっていった。一方でZAKの離脱やワイキキビーチ/ハワイスタジオの閉鎖など、バンドを取り巻く環境は変化し続けていた。
佐藤の没後、[[2004年]]にはトリビュートアルバムが発表された。[[2005年]]に[[RISING SUN ROCK FESTIVAL]]でゲストボーカルを交えて復活ライブを敢行。[[2009年]]8月には[[SWEET LOVE SHOWER]]にて[[UA (歌手)|UA]]をボーカルに迎え、「FISHMANS:UA」名義でライブを行った。
 
[[1998年]]、「男達の別れ」ツアーの最終公演を最後に柏原が脱退。佐藤・茂木の2名体制となる。
 
[[1999年]][[3月15日]]、佐藤が死去。ほとんどの楽曲の作詞・作曲とヴォーカルを担当していた佐藤を失い、バンドとしての活動は休止を余儀なくされる。
 
[[2005年]]、[[RISING SUN ROCK FESTIVAL]]で再始動ライブを敢行。メインヴォーカルは茂木のほかゲストヴォーカリストらが担当し、以後も様々なゲストミュージシャンを迎えながら断続的にライブ活動を行っている。
 
[[2021年]]、結成当初から現在までの映像素材や歴代のメンバー・関係者らへのインタビューを収録したドキュメンタリー映画『[[映画:フィッシュマンズ]]』が公開された<ref>{{Cite web|title=「映画:フィッシュマンズ」草野マサムネやセントチヒロ・チッチら24名が絶賛|url=https://natalie.mu/eiga/news/434730|accessdate=2021-08-25|language=ja}}</ref>。
 
海外のリスナーからも高い評価を得ており、アメリカの音楽レビューサイト「Rate Your Music」では『98.12.28 男達の別れ』が「top albums of all-time」において日本のアルバムとして最高位である18位に、また「Live」部門では1位にランクインしている(2021年8月時点)<ref>{{Cite web|title=Rate Your Music 98.12.28 男達の別れ (98.12.28 Otokotachi no Wakare)|url=https://rateyourmusic.com/release/album/fishmans/98_12_28-%E7%94%B7%E9%81%94%E3%81%AE%E5%88%A5%E3%82%8C-98_12_28-otokotachi-no-wakare/|accessdate=2021/08/26|language=en}}</ref>。
 
== メンバー ==
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: 1999年3月15日に死去。{{没年齢|1966|2|16|1999|3|15}}。
;[[茂木欣一]](もてぎ きんいち、[[1967年]][[12月15日]] - )
:[[ドラムセット|ドラムス]]、[[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]担当。再始動後の活動では楽曲によりメインヴォーカルを担当することもある。結成時から在籍。サークル「ソングライツ」では佐藤の2年後輩
: 時期は不詳ながら、遅くともハカセの脱退前からフィッシュマンズのリーダーに指名され、その任を担っている<ref>『映画:フィッシュマンズ』劇中の茂木の発言より。</ref>。
: [[2001年]]、[[東京スカパラダイスオーケストラ]]に正式に加入。
: MariMari rhythmkiller machinegunでもドラムを担当している。
: 柏原譲、加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)と「[[So many tears]]」を結成し活動している。
 
=== 過去のメンバー ===
;小嶋謙介(おじま けんすけ、[[1966年]][[1月28日]] - )
:ギター、ボーカル担当。結成時から1994年まで在籍。
: 一部の楽曲で作詞作曲も手がけた。小嶋が作詞・作曲し自身の脱退後もフィッシュマンズのライブで演奏されていたナンバーで楽曲としては「土曜日の夜」などがある。
: 脱退後は音楽を離れグラフィックデザイナーなどとしてgreen.を立ち上げ、音楽・映画関連仕事デザイン行なっているほか、DJとしても活動している。
: 1999年3月20日、佐藤の音楽葬にギターで参加。脱退以来となるフィッシュマンズのメンバーとの演奏を披露した。
: 2005年のフィッシュマンズ再始動後はギタリストとしてライブに出演することがあり、フィッシュマンズ関連のアートワークを担当することもある<ref>『BLUE SUMMER ~Selected Tracks 1991-1995~ 』、『Night Cruising 2018』。公式サイト Discopraphyより。</ref>。
;[[HAKASE-SUN|ハカセ]](はかせ、[[1967年]] - )
:[[キーボード (楽器)|キーボード]]、[[サンプラー]]担当。1990年から1995年まで在籍。
: 一部の楽曲で作詞作曲やリミックスも手がけた。ハカセが作詞・作曲し自身の脱退後もフィッシュマンズのライブで演奏されていたナンバーで楽曲としては「オアシスへようこそ」などがある。またレコード版『MELODY』に収録の「NIYABINGHI BABY」(のちにベストアルバム『空中』Disc-2にも収録)は「ハカセの手による"自主REMIX作品集"から、好評により取り上げられた一曲」である<ref>「『空中』DISC-2 ひとこと解説 by 茂木欣一」より。</ref>
: 脱退後はソロ(HAKASE-SUN名義)や[[LITTLE TEMPO]]、[[こだま和文|KODAMA AND THE DUB STATION BAND]]のメンバーとして活動している。
: 1999年3月20日、佐藤の音楽葬にキーボードで参加。脱退以来となるフィッシュマンズのメンバーとの演奏を披露した。
: 2009年からは再始動したフィッシュマンズのライブに参加している。
;柏原譲(かしわばら ゆずる、[[1968年]][[12月20日]] - )
:[[エレクトリックベース|ベース]]、プログラミング担当。1988年から1998年まで在籍。サークル「ソングライツ」では佐藤の2年後輩であり、茂木の同期であった
: 1998年12月28日の「男達の別れ」ツアーファナルをもってバンドを脱退し、音楽業界からのの一時引退したが佐藤3ヶ月後に佐藤が急死復帰。2005年から再始動したため、フィッシュマンズの全ての音源活動に参加したこているほか、So many tears、 [[Polaris (バンド)|Polaris]]、[[OTOUTA]]のメンバーになしての活動や、他のアーティストのプロデュース業も行っている。
: 一旦は音楽業界から離れることを決心していたが、佐藤の死をきっかけに音楽業界に戻り、[[Polaris (バンド)|Polaris]]、[[OTOUTA]]として活動している。
;久松
:[[エレクトリックベース|ベース]]、1987年夏から1988年5月3日まで在籍。留学を理由に脱退<ref name="zensho"></ref>。『空中』Disc-2の「Blue Summer (Demo 1987)」のベースは久松の演奏によるもの<ref>Pヴァイン『別冊ele-king 永遠のフィッシュマンズ』197頁より。</ref>。
 
=== サポートメンバー ===
; シュガー吉永([[1966年]][[11月11日]] - )
: ギター担当。[[Buffalo Daughter]]のメンバー。小嶋脱退後、アルバム『ORANGE』のレコーディングにサポート参加。『空中キャンプ』では「SLOW DAYS」に参加している。また、『Oh! Mountain』ツアーファイナルである1995年5月13日の新宿RIQUID ROOMでの公演には、当時サポートギターを担当していた小暮が[[小沢健二]]の武道館公演のため参加できず、吉永が出演している<ref>イースト・プレス『僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ』270頁より。</ref>。 
; [[木暮晋也]]([[1966年]][[12月17日]] - )
: ギター担当。[[ヒックスヴィル]]のメンバー。[[ロッテンハッツ]]在籍時からメンバーと交流があり、小嶋の脱退後、小宮山聖と二人でライヴをサポートしていた時期がある。当時の演奏のうち、1994年12月21日に渋谷La.mamaで「ひこうき」にギターソロで参加した模様が『Oh! Mountain』に収録されている。なお、当日は小宮山が担当の公演であり、小暮は演奏の予定はなかったが、小暮が客席にいることを見つけた佐藤にギターを渡され、飛び入りで参加した<ref>リットーミュージック『Guitar magazine 2021年8月号』146頁より。</ref>。
: ギター担当。[[ヒックスヴィル]]のメンバー。
: 1995年、「ワイキキビーチ/ハワイスタジオ」の立ち上げを手伝い、シングル『ナイトクルージング』〜アルバム『空中キャンプ』の制作に携わる。シングル『BABY BLUE』のカップリングではヒックスヴィルが「SUNNY BLUE」のリミックス(「SUNNY BLUE(HICSVILLE MIX)」。後に『宇宙』Disc-2にも収録)を担当した。
; ダーツ関口(関口道生、[[1963年]][[3月3日]] - )
: ヒックスヴィルの活動活発化に伴いフィッシュマンズの現場からは離れるが、2005年の再始動後はライヴに参加しており、その模様は『THE LONG SEASON REVUE』、『フィッシュマンズ - 2011/5/3 日比谷野外音楽堂LIVE "A PIECE OF FUTURE"』に収録されている。また、FISHMANS+名義として、ライヴ活動や『A PIECE OF FUTURE』に参加している。
: ギター担当。元[[SUPER BAD]]、[[TOMATOS]]のメンバー。アルバム「空中キャンプ」以降のライブ・レコーディングにサポート。
; 小宮山聖([[1966年]][[12月28日]] - )
: ギター担当。[[ザ・カスタネッツ]]のメンバー。明治学院大学のサークル「ソングライツ」では佐藤の後輩、茂木・柏原の同期という間柄であった<ref>{{Cite web|url=https://fishmans-movie.com/cast-staff/|title=映画:フィッシュマンズ CAST&STAFF|accessdate=2021-08-26|language=ja}}</ref>。アルバム「Oh!Mountain」『Oh! Mountain』期のライブにてサポート参加しており、同作品にその演奏が収録されている
; シュガ吉永ツ関口関口道生、[[19661963年]][[113113日]] - )
: ギター担当。元[[SUPER BAD]]、[[TOMATOS]]のメンバー。1996年3月、小暮の後任として「若いながらも歴史あり」ツアー<ref>リットーミュージック『Guitar magazine 2021年8月号』152頁より)。</ref>に参加して以降、ライヴ及びレコーディングをサポート。『LONG SEASON』から『8月の現状』までのアルバム、シングル『SEASON』、『MAGIC LOVE』、『ゆらめき IN THE AIR』に参加。また、参加したライヴの音源としては『98.12.28 男達の別れ』、『LONG SEASON '96〜7 96.12.26 赤坂 BLITZ』、『若いながらも歴史あり 96.3.2@新宿LIQUID ROOm』(リリース順)がある。
: ギター担当。[[Buffalo Daughter]]のメンバー。アルバム「Orange」のレコーディングにてサポート参加。
: 2005年の再始動後もライブ出演しており、その模様は『THE LONG SEASON LEVUE』に収録されている。
; HONZI([[1967年]][[2月15日]] - [[2007年]][[9月27日]]<ref>{{Cite web|title=女性バイオリニストのHONZIが死去-rockinon.com|https://rockinon.com/news/detail/1063|url=https://rockinon.com/news/detail/1063|website=rockinon.com|accessdate=2020-05-30|language=ja}}</ref>)
; HONZI([[1967年]][[2月15日]] - [[2007年]][[9月27日]]<ref>{{Cite web|title=女性バイオリニストのHONZIが死去 (2007/09/28) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)|url=https://rockinon.com/news/detail/1063|website=rockinon.com|accessdate=2020-05-30|language=ja}}</ref>)
: キーボード、[[ヴァイオリン]]担当。
: キーボード、[[ヴァイオリン]]担当。『Oh! Mountain』収録の「BABY PIANO MIX」にコーラスとピアノで参加して以降、ライヴ及びレコーディングをサポート。『空中キャンプ』から『8月の現状』までのアルバム、シングル『SEASON』、『MAGIC LOVE』、『ゆらめき IN THE AIR』に参加。また、参加したライヴの音源としては『98.12.28 男達の別れ』、『LONG SEASON '96〜7 96.12.26 赤坂 BLITZ』、『若いながらも歴史あり 96.3.2 @新宿LIQUID ROOm』(リリース順)がある。
: 2005年の再始動後もライブ出演しており、その模様は『THE LONG SEASON LEVUE』に収録されている。
: 自身のオリジナルアルバム『Two』(2000年)ではフィッシュマンズの「いい言葉ちょうだい」をカヴァーしている<ref>{{Cite web|url=https://www.polystar.co.jp/feature/digital-release/000342|title=HONZI アルバム『one』『Two』2タイトル 同時7/9 配信|accessdate=2021/08/26|language=ja}}</ref>。
: 2007年9月27日死去。
; zAk
: [[ミキシング|サウンドミックス]]担当。93年フィッシュマンズ3rdアルバム所属事務所Neo Yankees' Holidayりぼんにレコの別のアストを手掛けていたマネージャーと知り合いだった縁からフィッシュマズのライヴでPAエンジニアを担当するこして初めて起用されてになり<ref>Pヴァイン『別冊ele-king 永遠のフィッシュマンズ』99頁より。</ref>、以降、「宇宙 日本 世田谷」までの全アルンドの信頼手がけ得て強力なタッグを組むようになる。
: レコーディングエンジニアとしては1993年の3rdアルバム『Neo Yankees' Holiday』で初めて起用されて以降、『宇宙 日本 世田谷』までの全アルバムのエンジニアリングを手がける。また、4thアルバム『ORANGE』以降の作品では共同プロデューサーとしてもクレジットされている(「FISHMANS & ZAK」名義)。
: 1997年、シングル『WALKING IN THE RHYTHM』の制作を最後にいったんフィッシュマンズの現場から離脱するが、アルバム『98.12.28 男達の別れ』においては録音・編集を担当した。
: 2005年の再始動後、ライヴのPAエンジニアとして、また音源のリミックス・リマスタリングエンジニアとして参加している。
 
== 来歴 ==
=== 1985 - 1990年 : 結成 ===
==== 1985年([[昭和]]60年) ====
* 佐藤が[[明治学院大学]]内の軽音楽サークル「ソングライツ」に入会する。入会当時はドラムを担当<ref name="zensho">[[小学館]]フィッシュマンズ全書年表ページ(P378~)より。</ref>。小嶋が同大学の軽音楽サークル「L.M.S」に入会。入会当初からギターを担当。
==== 1987年([[昭和]]62年) ====
* 茂木、柏原が「ソングライツ」に入会。夏頃、大学内の定期演奏会に出場するために佐藤・小嶋・茂木の3名でフィッシュマンズを結成する。その後、ベースとして久松が加入<ref name="zensho"></ref>。
==== 1988年(昭和63年) ====
* 5月、久松が脱退。
* 8月、柏原が加入して4人編成となる。
* 12月、インディーズのオムニバスCDの参加依頼を受け、六本木MOD STUDIOにて<ref>Pヴァイン『別冊ele-king 永遠のフィッシュマンズ』169頁より。</ref>翌年1月下旬まで2曲のレコーディングを実施。
==== 1989年([[平成]]元年) ====
* [[3月21日]]、フィッシュマンズ初の公式レコーディング楽曲として「いなごが飛んでる」「Special Night」の2曲を収録したオムニバスアルバム、『PaNic PaRadise』発売。
* 夏頃、「りぼん」(事務所)と契約。
* 夏頃、「りぼん」(事務所)と契約<ref>INFASパブリケーションズ『公式版 すばらしいフィッシュマンズの本』108頁より。</ref>。
==== 1990年(平成2年) ====
* [[3月28日]]の新宿LOFTでのライブから、ハカセがサポートメンバーとなる。
* 10月、[[ヴァージン・ジャパン]](後に[[メディア・レモラス]]に社名変更)と契約を結ぶ。
* 11月、サポートメンバーだったハカセが正式メンバーとして加入し、デビュー時の5人編成となる。
* 12月23日、渋谷La.mamaでのワンマンライブでメジャーデビューすることを発表。
 
=== 1991 - 1994年 : メジャーデビュー〜ヴァージン・ジャパン時代 ===
==== 1991年(平成3年) ====
* 2月、レコーディングのためオーストラリア・メルボルンへ飛ぶ。
* [[4月21日]]、シングル『ひこうき』でヴァージン・ジャパンよりメジャーデビュー。
* [[5月21日]]、ファースト1stアルバム『[[Chappie, Don't Cry]]』をリリース。
* [[7月21日]]、シングル『いなごが飛んでる』をリリース。
* [[11月7日]]、初のミニアルバム『Corduroy's Mood』をリリース。
97 ⟶ 120行目:
* 1月から3月まで放送されたフジテレビ系ドラマ『90日間・トテナム・パブ』のオープニングテーマとして『100ミリちょっとの』が使用される<ref name="zensho"></ref>。
* [[2月5日]]、シングル『100ミリちょっとの』をリリース。
* [[10月21日]]、2ndアルバム『[[KING MASTER GEORGE]]』をリリース。
* 12月から翌3月まで、フジテレビ系『わんわんバラエティ・スターはポチだ!』のオープニングテーマに『いなごが飛んでる』、エンディングに『Walkin'』が使用される<ref name="zensho"></ref>。
==== 1993年(平成5年) ====
* [[2月19日]]、シングル『Walkin'をリリース。
* [[6月18日]]、シングル『いかれたBaby』をリリース。
* [[7月21日]]、3rdアルバム 『Neo Yankees' Holiday』をリリース。
* 11月、オフィシャルファンクラブ「Neri」が発足する。
==== 1994年(平成6年) ====
* [[2月2日]]、マキシシングル『Go Go Round This World!』をリリース。
* [[5月18日]]、TBSホールでのライブをもって小嶋が脱退。
* [[6月17日]]、マキシシングル『MelodyMELODY』をリリース。
* [[10月21日]]、シングル『My Life』、4thアルバム『OrangeORANGE』を同時リリース。
* [[11月18日]]、アルバムOrangeORANGEアナログ盤としてリリース。特典として佐藤によるオリジナルジャケット仕様となった<ref name="zensho"></ref>。
* [[12月]]、12日から21日にかけて[[Shibuya O-EAST|渋谷ON AIR EAST]]、神戸チキンジョージ、京都ミューズホール、広島ネオポリス、福岡DRUM Be-1、渋谷La.mama(ファンクラブイヴェント)にてライヴを行う。これらの公演で収録されたライヴ音源は翌年リリースされる『Oh! Mountain』の素材となった。
=== 1995 - 1998年 : ポリドール時代 ===
==== 1995年(平成7年) ====
* [[3月10日]]〜[[5月13日]]、『Oh! Mountain』ツアー開催。[[阪神・淡路大震災]]の影響により神戸公演は中止となった。
* [[3月17日]]、フィッシュマンズ初のライブ・5thアルバム『Oh! Mountain』をリリース。音源は前年[[12月12日]]、[[Shibuya O-EAST|渋谷ON AIR EAST]]でのライブ音源ヴ演奏リミッもとにスタジオワーを施したものとなっている
* 春、レコード会社[[ポリドール]]へ移籍。
* [[7月6日]]よりアルバム『空中キャンプ』のレコーディングに突入。
* [[8月5日]]、移籍条件の一つとしていた「プライベートスタジオ」が完成、「ワイキキビーチ/ハワイスタジオ」と名付け、入居<ref name="zensho"></ref>。
* [[9月19日]]、[[LIQUIDROOM|新宿LIQUIDROOMLIQUID ROOM]]にて行われた『Let's Polydor』ライブを最後にハカセが脱退。以後のレコーディングは木暮、HONZIらを迎えて、長期にわたって行われるようになった。
* [[11月25日]]、シングル『ナイトクルージング』をリリース。
* [[12月2日]]〜[[12月15日]]、『Nice Choice Tour』を開催。
 
==== 1996年(平成8年) ====
* [[2月1日]]、6thアルバム『空中キャンプ』をリリース。いわゆる「世田谷」3部作の1作目。オリコンチャートで最高88位を記録する。同時に日から[[3月2日]]まで『若いながらも歴史あり』ツアー開催。
* [[3月27日]]、シングル『BABY BLUE』をリリース。
* [[9月26日]]、シングル『SEASON』をリリース。
* [[10月25日]]、7thアルバム『LONG SEASON』をリリース。「世田谷」3部作の2作目。オリコンチャートで最高100位を記録する
* [[12月3日]]〜[[12月26日]]、『LONG SEASON '96~7』ツアー開催。
 
131 ⟶ 155行目:
* 2月末〜[[6月4日]]まで、フィッシュマンズ史上最長となった『[[宇宙 日本 世田谷]]』のレコーディングに入る。
* [[7月2日]]、シングル『[[MAGIC LOVE]]』をリリース。
* [[7月24日]]、8thアルバム『宇宙 日本 世田谷』をリリース。「世田谷」3部作の3作目。オリコンチャートで最高121位を記録する。
* [[8月4日]]、建物の契約終了に伴い「ワイキキビーチ/ハワイスタジオ」が閉鎖される。
* [[10月22日]]、シングル『 [[WALKING IN THE RHYTHM]]』をリリース。
* [[12月9日]]〜[[12月12日]]、『WALKING IN THE 奥田イズム』ツアー開催。
 
==== 1998年(平成10年) ====
* [[3月13日]]〜[[3月20日]]、『低音バッシュ』ツアー開催。
* [[8月19日]]、ライブ・アルバム『[[8月の現状]]』をリリース。
* [[8月22日]]〜[[10月10日]]、『8月の現状』ツアー開催。
* [[12月2日]]、シングル『[[ゆらめき IN THE AIR]]』をリリース。
* [[12月17日]]〜[[12月28日]]、『男達の別れ』ツアー開催。
** [[12月27日]]、28日に『男達の別れ』ツアーファイナルが[[赤坂BLITZ]]で行われ、これを以って柏原が脱退。また、結果としてこれが実質佐藤生前の最後のライブとなった。
 
=== 1999年 - :活動休止、その後===
==== 1999年(平成11年) ====
* '''[[3月15日]]、佐藤が死去。''' 同時にバンドの活動休止を余儀なくされた。
* [[3月17日]]、ビデオ『Three Birds & MORE FEELING』及び初期のベスト・アルバム『[[Fishmans 1991-1994 singles & more]]』を同時リリース。
* [[7月11日]]〜[[7月15日]]、ライイベント「フィッシュマンズ的組合」3公演が開催される。茂木を中心に、サポート勢などが参加。
* [[9月29日]]、佐藤の生前最後のライブステージを収録したライ・アルバム『[[98.12.28 男達の別れ]]』がリリースされる。
 
==== 2000年(平成12年) ====
* 2月、佐藤が作詞したフィッシュマンズの楽曲の歌詞を収めた詩集『ロングシーズン-佐藤伸治詩集』が発売される。
* 11月、ビデオ+ライブ・イベント「映像キャンプ2000 〜記憶の増大〜」が[[新宿リキッドルーム]]で開催。ビデオ・コンサート+映像にシンクロしたライブ演奏のイベント。
* 11月、ビデオ+ライヴ・イベント「映像キャンプ2000 〜記憶の増大〜」が[[RIQUIDROOM|新宿LIQUID ROOM]]で開催。ビデオ・コンサート+映像にシンクロしたライヴ演奏のイベント。
==== 2001年(平成13年) ====
* 4月、ビデオ+ライ・イベント「映像キャンプ2001 〜記憶の増大〜」大阪・名古屋公演が開催される。
==== 2004年(平成16年) ====
* 4月、[[UA (歌手)|UA]]、[[曽我部恵一]]、[[クラムボン (バンド)|クラムボン]]などが参加したトリビュートアルバム『[[SWEET DREAMS for fishmans]]』が発売される。
 
=== 2005年 : 再始動〜現在 ===
==== 2005年(平成17年) ====
* [[8月19日]]、[[ライジング・サン・ロックフェスティバル]]にて4年ぶりのライブ。ゲストボーカルに、[[原田郁子]]、[[永積タカシ]]、UA、[[忌野清志郎]]、[[TOKYO No.1 SOUL SET|BIKKE]]らを迎える。続いて
*11月には再びゲストボーカルを迎え、東京、名古屋愛知、大阪にて「LONG SEASON REVUE」と銘打ったライブツアーを行う。東京公演のアンコール曲「チャンス」では『Chappy Don't Cry』のプロデューサー・[[こだま和文]]がトランペットで参加
==== 2006年(平成18年) ====
* 3月25日、前述「LONG SEASON REVUE」の模様を収めた映画[[THE LONG SEASON REVUE]]が公開される。
* 3月30日、詩集『ロングシーズン-佐藤伸治詩集』の新装版が発売される。
* [[7月30日]]、[[フジロックフェスティバル]]FIELD OF HEAVENにてライブ。ゲストボーカルに、原田郁子、[[永積タカシ]]、UA、[[蔡忠浩]]、[[pocopen]]、[[キセル (バンド)|キセル]]らを迎える。
==== 2007年(平成19年) ====
*9月27日、HONZIが死去。
==== 2009年(平成21年) ====
* [[3月25日]]、ポリドール移籍後の6作品が紙ジャケットにてSHM-CDで再発。
* [[7月15日]]、初期8作品が紙ジャケットにてHQCDで再発。
* [[8月28日]]、[[SWEET LOVE SHOWER]]の初日に[[UA (歌手)|UA]]をボーカルに迎え「FISHMANS:UA名義でライブを行う。ハカセ(HAKASE-SUN)がキーボードとして参加
==== 2011年(平成23年) ====
* [[5月3日]]、日比谷野音にてA Piece Of Futureを開催。ゲストボーカルに[[七尾旅人]]、[[ハナレグミ]]、原田郁子([[クラムボン (バンド)|クラムボン]])、[[やくしまるえつこ]]([[相対性理論 (バンド)|相対性理論]])、MCとしてBose([[スチャダラパー]])、ギタリストとして[[小山田圭吾]]、永井聖一(相対性理論)、バイオリンで[[勝井祐二]]([[ROVO]])らを迎える。オリジナルメンバーである小嶋も出演
==== 2012年(平成24年) ====
* [[4月15日]]、TOKYO FM & JFN present EARTH×HEART LIVE 2012において[[サカナクション]]と対バン。ゲストボーカルにの子([[神聖かまってちゃん]])、原田郁子(クラムボン)らを迎える。
* 8月11日、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZOに出演。
* 9月30日、東京スカパラダイスオーケストラ主催のイベント『トーキョーナイトクルージング』に出演。
==== 2014年(平成26年) ====
* 5月5日、VIVA LA ROCK2014出演。
* 8月16日、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZOに出演。
==== 2015年(平成27年) ====
* 4月25日、ARABAKI ROCK FEST.2015に出演。
* 9月5日、OTODAMA'15~音泉魂~"闘魂編"に出演。
==== 2016年(平成28年) ====
* 6月29日、ライヴアルバム『LONG SEASON '96~7 96.12.26 赤坂BLITZ』発売。監修は茂木欣一。
* 7月、東京・愛知・大阪をまわる約11年ぶりのツアー『FISHMANS TOUR “LONG SEASON 2016”』を開催。ツアーメンバーは茂木、柏原、HAKASE-SUN、木暮、関口、勝井、原田、zAkの8人<ref>{{Cite web|title=フィッシュマンズ、7月に東名阪ツアー「LONG SEASON 2016」|url=https://natalie.mu/music/news/179180|accessdate=2021/08/26|language=ja}}</ref>。
==== 2018年(平成30年) ====
* 8月1日、アナログベスト『[[Blue Summer 〜Selected Tracks 1991-1995〜]]』発売。
* 8月8日、ZAKによるリミックス「ナイトクルージング 2018」を含むアナログベスト『[[Night Cruising 2018]]』発売。
* 8月10日、『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO』出演。メンバーは茂木、柏原、木暮、関口、沖祐市、原田、ハナレグミ<ref>{{Cite web|title=RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO ラインナップ フィッシュマンズ|url=https://rsr.wess.co.jp/2018/artists/lineup/profile/78|accessdate=2021/08/26|language=ja}}</ref>。
* 11月、10インチアナログ盤『[[ナイトクルージング 2018]]』発売。
==== 2019年(平成31年/令和元年) ====
* 2月19日、ライヴイベント『闘魂2019』開催。
* 9月7日、OTODAMA'18-19~音泉魂~に出演。
==== 2020年(令和2年) ====
* 6月14日、完全無観客ライヴ『FISHMANS AR LIVE「INVISIBILITY」』をdommuneにて配信。
==== 2021年(令和3年) ====
* 4月21日、デビュー30周年記念イベント『Time passes and the future is now』を配信。茂木、小嶋、HAKASE-SUN、小暮、原田らが出演。生演奏も披露した。
* 5月29日、ライヴアルバム『[[若いながらも歴史あり 96.3.2@新宿LIQUID ROOm]]』発売。
* 6月30日、詩集『ロングシーズン-佐藤伸治詩集』にファンクラブ会報誌「POOL」内連載コラム「DE LA POET」に掲載されていた佐藤の詩を新たに収録した増補版が発売される。
* 7月9日、『[[映画:フィッシュマンズ]]』公開。同月22日には観客動員数が1万人を突破したことが<ref>{{Cite web|title=『映画:フィッシュマンズ』が観客動員数1万人突破!茂木欣一からのコメント&メッセージ動画も公開|url=https://qetic.jp/film/fishmans-210722/404530/|accessdate=2021/08/26|language=ja}}</ref>、また同月30日には観客動員数が15,000人を突破したことが発表された<ref>{{Cite web|title=フィッシュマンズ・茂木欣一、バンドの軌跡描いた映画の動員数に感激「感謝のデビュー30周年です」|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/13c0b967b6233b5d8ab3ac9b587b43a2e5ec629c|accessdate=2021/08/26|language=ja}}</ref>。
 
== ディスコグラフィ ==
=== シングル ===
* '''ひこうき''' (1991年4月21日)
** デビュー・シングル
* '''いなごが飛んでる(東京タワーミックス)''' (1991年7月21日)
* '''100ミリちょっとの''' (1992年2月5日)
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* '''いかれたBaby''' (1993年6月18日)
* '''Go Go Round This World!''' (1994年2月2日)
** マキシシングル
* '''MelodyMELODY''' (1994年6月17日)
** マキシシングル
* '''MY LIFE''' (1994年 10月21日)
* '''ナイト クルージング''' (1995年11月25日)
** ポリドールへの移籍後、最初に制作・発表された楽曲。
* '''BABY BLUE''' (1996年3月27日)
** アルバム『空中キャンプ』からシングルカットされた。
* '''[[SEASON (フィッシュマンズの曲)|SEASON]]''' (1996年9月25日)
* '''MAGIC LOVE''' (1997年7月2日)
* '''WALKING IN THE RHYTHM''' (1997年10月22日)
** 宇宙 日本 世田谷収録のヴァージョンとはまったく異なる、zAkのリミックスによって生まれ変わった表題曲を計4ヴァージョン収録したマキシシングル
* '''[[ゆらめき IN THE AIR]]''' (1998年12月2日)
** 1曲入りのシングル(ただしアナログ版のみ同曲の表題曲とその「Backing Track」の計2曲入りを収録
* '''[[いかれたBaby/感謝 (驚)/Weather Report]]''' (2005年11月9日)
** 1996年〜1998年のライ音源の3曲をzAkが新たにミックスしたもの
* '''[[SEASON (フィッシュマンズの曲)#SEASONS (LIFE)|SEASONS (LIFE)]]'''(2006年3月22日)
** 映画『THE LONG SEASON REVUE』の主題歌としてリリースされた。CDとDVDの2枚組。
* '''[[ナイトクルージング / Night Cruising 2018]]''' (2018年11月3日)
** 「ナイトクルージング」のオリジナル版とzAkによってリミックスされた「ナイトクルージング2018」を収録した10インチ盤アナログ。
 
=== オリジナルアルバム・ミニアルバム・ライブアルバム ===
* '''[[Chappie, Don't Cry]]''' (1991年5月21日)
** デビューアルバム、[[こだま和文]]プロデュースによる1stアルバム。
* '''[[Corduroy's Mood]]''' (1991年11月7日)
** セルフ・プロデュースのミニアルバム。
* '''[[KING_MASTER_GEORGE|King Master George]]''' (1992年10月21日)
** [[窪田晴男]]プロデュースによる2ndアルバム。
* '''[[Neo Yankees' Holiday]]''' (1993年7月21日)
** 初のセルフ・プロデュースによる3rdアルバム。ZAKがレコーディング&ミキシングエンジニアとして初参加。
* '''[[ORANGE_(フィッシュマンズのアルバム)|OrangeORANGE]]''' (1994年10月21日)
** 小嶋の脱退を経てロンドンにてレコーディングされた4thアルバム。
* '''Oh! Mountain''' (1995年3月17日)
** 1994年12月12日〜21日に収録されたライヴテイクに大幅なエディットを加えた5thアルバム。メディアレモラス時代の最後の作品となった。CD版とアナログ版とでアートワーク及び一部収録曲が異なる。
* '''[[空中キャンプ]]''' (1996年 2月1日)
** ポリドールへの移籍・ハカセの脱退・プライベートスタジオ「ワイキキビーチ/ハワイスタジオ」の設立を経て制作された6thアルバム。同スタジオを拠点に制作された「世田谷三部作」と呼ばれる作品のうち1枚目のアルバム。CD版とアナログ版とでアートワークが異なる(2007年発売の『Fishmans Rock Festrival』収録版はCD版と同じアートワーク)。
* '''[[LONG SEASON]]''' (1996年 10月25日)
** 1曲入り7thアルバムであり、「世田谷三部作」2枚目のアルバム
* '''[[宇宙 日本 世田谷]]''' (1997年7月24日)
** 8thアルバムであり、「世田谷三部作」3枚目のアルバム。本作の完成後、ワイキキビーチ/ハワイスタジオは閉鎖された。
* '''[[8月の現状]]''' (1998年8月19日)
** 1996年〜1998年のライヴテイクに編集を加えた楽曲やスタジオでライヴレコーディングされた楽曲を収録したアルバム。CD版とアナログ版とでアートワーク及び一部収録曲が異なる(後にリリースされたSHM-CD版ではアナログ版の内容が収録された)。
* '''[[98.12.28 男達の別れ]]''' (1999年9月29日)
** 佐藤の生前最後のパフォーマンスとなったライブを完全収録した2枚組ライヴアルバム。
* '''[[LONG SEASON '96〜7 96.12.26 赤坂 BLITZ]]'''(2016年6月29日)
** アルバム『LONG SEASON』発売後に行われたツアーの模様を収録した2枚組ライヴアルバム。
* '''Night Cruising 2018''' (2018年8月8日)
** 12inchアナログ盤、CDでリリース。zAkによってリミックスされた「ナイトクルージング2018」と『空中キャンプ』以降の作品から茂木が選んだ5曲の計6曲を収録。
* '''[[若いながらも歴史あり 96.3.2@新宿LIQUID ROOm]]'''(2021年5月26日)
** 同タイトルのDVDのライブ音源をリマスタリングし2枚組CD化したもの<ref>{{Cite web|title=フィッシュマンズ|ライブアルバム『若いながらも歴史あり 96.3.2@新宿LIQUID ROOm』5月26日発売|url=https://tower.jp/article/feature_item/2021/03/29/0701|accessdate=2021-08-25|language=ja}}</ref>。
 
=== その他ベストアルバム ===
* '''PaNicFISHMANS PaRadiseBEST 1991-1994 〜Singles & More〜'''(1989 (1999年3月2117日)
** メディア・レモラス時代のベスト・アルバム。シングルとそのカップリング曲を中心とした内容。
** キャプテンレコードから発売されたオムニバスアルバム。「いなごが飛んでる」「Special Night」を収録。
* '''[[Corduroy's Mood]]''' (1991年11月7日)
** セルフプロデュースのミニアルバム。
* '''Oh! Mountain''' (1995年3月17日)
** ライブ・アルバム
* '''8月の現状''' (1998年8月19日)
** ライブ・アルバム
* '''FISHMANS BEST 1991-1994 〜Singles&More''' (1999年3月17日)
** ポリドール移籍前のベスト・アルバム
* '''Aloha Polydor''' (1999年6月30日)
** ポリドール移籍後のベストアルバム。[[SMAP]]に楽曲提供した「それはただの気分さ」のデモトラックを収録
* '''98.12.28 男達の別れ''' (1999年9月29日)
** 最後のライブを完全収録した2枚組ライブアルバム。
* '''宇宙 ベスト・オブ・フィッシュマンズ''' (2005年4月21日)
* '''空中 ベスト・オブ・フィッシュマンズ''' (2005年4月21日)
** 「宇宙」「空中」共に茂木監修によるベストアルバム。それぞれディスク2には未発表曲やレアトラックスを収録。
* '''『ゴールデン☆ベスト』~ポリドール・イヤーズ~''' (2010年12月8日)
** ポリドール移籍後に発表されたシングル・アルバム・ライブ音源からのベストアルバム。新たにマスタリングが施されている。
* '''宇宙 ベスト・オブ・フィッシュマンズ~25th Anniversary Edition~''' (2016年4月6日)
** 同上。
* '''空中 ベスト・オブ・フィッシュマンズ~25th Anniversary Edition~''' (2016年4月6日)
** 上記ベストアルバムのDisc2を省いた高音質&紙ジャケット仕様の1枚もの廉価盤。
* '''Night空中 Cruisingベスト・オブ・フィッシュマンズ~25th 2018Anniversary Edition~''' (2018(20168486日)
** 同上。
** 12inchアナログ盤、CDでリリース。zAkによってリミックスされた「ナイトクルージング2018」を収録。
 
=== オムニバスアルバム ===
* '''PaNic PaRadise'''(1989年3月21日)
** キャプテンレコードから発売されたオムニバスアルバム。「いなごが飛んでる」「Special Night」を収録。なお両曲は『Chappy Don't Cry』に収録されているが、いずれも制作時期・場所の異なる別テイクである。
 
=== FISHMANS+名義の音源 ===
フィッシュマンズメンバーを中心に多数のアーティストが参加したプロジェクト「FISHMANS+」名義の作品。なお、フィッシュマンズ名義の「A PIECE OF FUTURE」の音源としては、スタジオ版は存在しないが、「宇宙」のDISC-2にデモ版とライブ版が収録されている。
* '''A Piece Of Future'''(2011年4月11日)
** 2011年3月28日にライヴ・ストリーミング・チャンネル〈DOMMUNE〉に出演した際のライヴ音源(配信限定でリリース)<ref>{{Cite web|title=フィッシュマンズ幻の曲が郁子、旅人、Boseら参加で完|url=https://natalie.mu/music/news/47686|accessdate=2021-08-25|language=ja}}</ref>。
* '''A PIECE OF FUTURE'''(2012年7月12日)
** 上記に新たなミックスを施した「A Piece of Future 2012」やそのリミックスを収録<ref>{{Cite web|title=FISHMANS+“A Piece Of Future”がCD化! 教授、卓球リミックス収録|url=https://tower.jp/article/news/2012/05/10/n07|accessdate=2021-08-25|language=ja}}</ref>。
 
=== その他の音源 ===
* '''雑誌「米国音楽」vol.1''' (1993年5月29日)
** 付録CDに「BANANAMELON」を収録。この音源は後にベストアルバム「宇宙」『空中』Disc2に収録された。
 
=== VHS ===
* '''THE THREE BIRDS & MORE FEELINGS''' (1999年3月17日)
** ポリドール時代のビデオ・クリップ集。後にDVD化された。
* '''記憶の増大''' (2000年10月25日)
** ポリドール時代のライヴを収録した2本組ライブビデオ。後にDVD化された。
 
=== DVD ===
* '''THE THREE BIRDS & MORE FEELINGS''' (2000年6月14日)
** 2003年2月19日・2006年6月7日再リリース。
* '''記憶の増大''' (2000年11月11日)
** 2枚組ライブDVD。2003年2月19日・2006年6月7日再リリース。
* '''若いながらも歴史あり 96.3.2 @[[LIQUIDROOM|新宿 LIQUID Room]]''' (2005年11月9日)
* '''若いながらも歴史あり 96.3.2 @新宿LIQUID Room''' (2005年11月9日)
* '''男達の別れ 98.12.28@[[赤坂BLITZ]]''' (2005年12月28日)
* '''THE LONG SEASON REVUE'''(2006年8月30日)
** 再始動後の2005年に開催されたライブツアー「THE LONG SEASON REVUE」の模様を中心に構成された映像作品。劇場公開時の「梅田バージョン」「渋谷バージョン」の2つを再編集したDisc1とライヴ演奏を収めたDisc2の2枚組。
* '''フィッシュマンズ in SPACE SHOWER TV EPISODE.3''' (2007年6月27日)
* '''フィッシュマンズ in SPACE SHOWER TV EPISODE.2''' (2007年9月19日)
* '''フィッシュマンズ in SPACE SHOWER TV EPISODE.1''' (2007年12月26日)
** スぺースシャワーTVのフィッシュマンズ関連の映像アーカイヴシリーズ。
* '''フィッシュマンズ - 2011/5/3 日比谷野外音楽堂LIVE "A PIECE OF FUTURE"'''(2012年)
** 2011年5月3日の日比谷野外音楽堂でのライヴ"A PIECE OF FUTURE"の模様を収録したDVD2枚と特典DVD1枚のボックスセット。受注生産のみの販売。
 
=== CD化されていない楽曲 ===
268 ⟶ 352行目:
* 「いつまでも」「つきすぎたモンキー」「それはたぶん」「ウインナーソーセージ」
** 上記4曲はDVD「Fishmans in SPACE SHOWER TV EPISODE.1」に収録された。
 
==== 1993年頃 ====
* 「待ってる人」
340 ⟶ 423行目:
* {{Cite book|和書|title=公式版 すばらしいフィッシュマンズの本|series =STUDIO VOICE BOOKS|origdate=2010-06-30|publisher=INFASパブリケーションズ|isbn =978-4904843062}}
* {{Cite book|和書|title=フィッシュマンズ - 彼と魚のブルーズ|author =[[川崎大助]]|origdate=2011-02-19|publisher=[[河出書房新社]]|isbn =978-4309272368}}
* {{Cite book|和書|title=別冊ele-king 永遠のフィッシュマンズ|editor =[[三田格]]・[[野田努]]|origdate=2021-06-09|publisher=[[Pヴァイン]]|isbn =978-4909483959}}
* {{Cite book|和書|title=僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ|author =[[川崎大助]]|origdate=2021-06-25|publisher=[[イースト・プレス|株式会社イースト・プレス]]|isbn =978-4781619873}}
* {{Cite book|和書|title=ロングシーズン 増補版 佐藤伸治詩集|author =[[佐藤伸治]]|origdate=2021-06-30|publisher=[[河出書房新社]]|isbn =978-4309029702}}
 
== 映画 ==
* 「FISHMANS present THE LONG SEASON REVUE」 監督:[[川村ケンスケ]] [[2006年]][[3月25日]]公開 110分
* 「[[映画:フィッシュマンズ]]」 監督:[[手嶋悠貴]] [[2021年]][[7月9日]]公開 172分
 
== 脚注 ==
363 ⟶ 450行目:
** {{YouTube|channel = UCidxrkly1E665xDoTkaHNaw| FISHMANS OFFICIAL CHANNEL}}
 
* メンバ・関係者
** {{Twitter|kin_drums|茂木欣一}}
** {{Twitter|hakase_sun|HAKASE_SUN}}