「古畑任三郎のエピソード一覧」の版間の差分

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| 副題 =
| 放送日 = 1994年5月4日
| 概要 = 推理小説家・幡随院大(笑福亭鶴瓶)は[[秘書]]との[[不倫]]の末、妻・フサ子([[高柳葉子]])を絞殺する。第三者による殺人に仕立てるために、[[ファクシミリ|FAX]]を利用して妻の[[誘拐]]を偽装する。しかし、古畑は前代未聞のFAXによる脅迫や幡随院の不自然な行動に疑問を持つ。その頃、幡随院の別荘では予めFAXに指定時刻に自動送信されるようにセットされた脅迫文が送信されていた。早々に古畑は今泉に幡随院の調査を命じ、既に犯人の目星がついていた事から、犯人からのFAX(実際は幡随院の策略による狂言)が来る幡随院の宿泊部屋でも余裕の面持ちで、パスタなどのルームサービスを食しながら捜査の動向を見守る。その後、幡随院があらかじめFAXで指定していた車線の向かいにあるカフェの目の前で工事が行われているという予期せぬトラブルが発生し、幡随院は遠くから大回りせざるを得なくなり、幡随院の狂言誘拐計画に狂いが生じ始める。身代金受渡し場所で警官を配置する際に、幡随院は自分の計画完了のために何故か今泉を現場の歩道橋の監視に指定する。そして、[[東京タワー]]前の身代金の指定場所にたどり着いた幡随院は、「歩道橋の上の黒いコートを着た男は刑事だ」という最後のFAXが送信された後、不敵な笑みを浮かべ勝利を確信するが、古畑は幡随院の指示の不自然さに気づき、今泉にある指示を与える
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古畑と今泉の上司である、蟹丸義太夫警部([[峰岸徹]])が初登場。落語家・お笑いタレントの鶴瓶が犯人を演じることで、古畑との対決やリアクションにコミカルな雰囲気を出している。
103行目:
| 副題 =
| 放送日 = 1994年5月18日
| 概要 = 世界的作曲家・塩原一郎が亡くなり、音楽葬が行われることになった。追悼曲は塩原音楽学院学長の川合健([[中丸新将]])が演奏する予定だったが、塩原の教え子で愛人でもあった井口薫(木の実ナナ)は、塩原が築いた学院を金儲け主義で汚した川合が許せず、[[スタンガン]]を使って殺害する。タクシーで実況見分に訪れた古畑は、音楽祭で使用される予定のグランドピアノのDの弦が1つ切れている・身につけていた腕時計が死亡推定時間ちょうどに壊れているに気づくと共に、井口が学院内で嫌われている評判を見聞きする事になり、井口に対する捜査を開始した。音楽葬本番、川合に代わって舞台に立った井口は、予定されていた「追悼のレクイエム」ではなく、なぜか「北京の冬」を演奏し、本番終了後に、スタッフが切れた弦を直していなかったと主張・激昂してみせる。その態度に不審を抱いた古畑は、グランドピアノにあった不自然な点をきっかけに、決定的な証拠を発見する。
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古畑の[[魚肉ソーセージ]]好きが判明。全シリーズ中で唯一、犯人が観念した後に、はっきりと涙を流すシーンがある。
120行目:
| 副題 =
| 放送日 = 1994年5月25日
| 概要 = ベテランの[[時代劇]]スターである大宮十四郎(小林稔侍)は、撮影所を閉鎖して[[スーパーマーケット]]を建設しようとする社長・城田春彦([[長谷川初範]])の殺害を計画。そして撮影所内での[[殺陣]]のリハーサルの際、最後の撮影だからと城田を誘い、[[刀|真剣]]と[[模擬刀]]の取り違えに見せかけて城田を斬殺する。古畑は、これが計画的な殺人であると踏んで捜査を進めるが、小道具係の山本([[梅津栄]])が、自分が真剣と模擬刀を取り替えたと自白する。その後古畑はセットスタジオ内に落ちていた見学者の撮影した写真と現在のセットの違いに気づき、大宮を追い詰めていく
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小説版未収録。第4回に続いて蟹丸警部が登場し、メイクを施して記者会見に臨むという目立ちたがり屋の一面を見せる。