「木村定跡」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
m編集の要約なし
62行目:
 
===補足===
▲7五歩の突き捨てが入っているため、▲1五歩の突き捨てに手を抜けず、2筋の歩交換も後の先となっているのが巧妙。以下手順に3筋の取り込みを実現させる。▲3三歩成ではなく▲3三桂成とするのも、細かいながら飛車先を通す好手。その結果、図4となった時点で致命的なミスを起こさない限り先手の勝ちとなる。なお、後手番が△2二玉を省略し△6五歩と仕掛けた場合、最終手は△6六飛になる。
 
==略歴==
72行目:
 
===その後===
このような理由から、今では公式戦で木村定跡が現れることはまずない。代わって[[升田幸三]]実力制第4代名人が▲7九玉△3一玉の形(図2)で▲4五歩と仕掛ける升田流を考案。[[千日手]]が起因する停滞時期があったものの、腰掛け銀は角換わり戦法の一戦型として形を変えながら指され続けた。その後、2011年に現れた富岡流によって、現在は図2の局面では先手勝ちとされてる。そのため、角換わり腰掛け銀は指され続けているものの、図2のような先後同型の局面に達する前に変化するようになった。また、図5からの[[塚田泰明|塚田]]新手の出現などによって、先後同型であっても、図2とは端歩の形が異なる先後同型角換わり腰掛け銀が増加している。
 
{{Shogi diagram|tleft|△持駒 角