「声門破裂音」の版間の差分

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== 言語例 ==
==== 音素として声門破裂音をもつ言語 ====
以下は声門破裂音を'''[[音素]]として'''もつ言語と、それを含む語の例。
 
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;その他
* [[英語]] - 語末の/t/が[[無声歯茎破裂音]]{{IPA|t}}からこの音に変化する場合がある。{{lang|en|'''cat'''}} {{IPA|kʰæʔ}} おもに[[イギリス英語]]においてはそれ以外でも変化する場合がある(いずれにせよ、語頭および子音に続く場合を除く)。{{lang|en|'''water'''}} {{IPA|ˈwɔːʔə}}
* [[アラビア語]] - ハムザ({{lang|ar|'''[[ء]]'''}})で表される子音。{{lang|ar|'''أَبٌ'''}} {{IPA|ʔab(ʊn)}} 「父親」
*[[デンマーク語]]では [[:en:stød|stød]]と呼ばれる弁別性のある現象があり、これが声門閉鎖のような形で現れる場合がある。'''ånden''' {{IPA|ˈʌnn̩}} "breathing" に対する '''ånden''' {{IPA|ˈʌnˀn̩}} "the spirit" など。
 
==== 音素としては声門破裂音をもたない言語 ====
なお、[[日本語]](標準語)を含む多くの言語は声門破裂音を音素としてはもたないが、こうした言語においても口語や方言あるいは話者によっては[[母音]]の前後などに声門破裂音が現れることは珍しくない。こうした場合の声門破裂音(閉鎖音)は通常話者によって意識されておらず、弁別の機能も担わないものである。
 
また、特定の音素の[[異音]]として声門破裂音が用いられる場合もある。
* たとえば[[英語]] - では語末の/t/が[[無声歯茎破裂音]]{{IPA|t}}からこの音に変化する場合がある。{{lang|en|'''cat'''}} {{IPA|kʰæʔ}} おもに[[イギリス英語]]においてはそれ以外でも変化する場合がある(いずれにせよ、語頭および子音に続く場合を除く)。{{lang|en|'''water'''}} {{IPA|ˈwɔːʔə}}
 
== 脚注 ==