「月が導く異世界道中」の版間の差分

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:異世界に来て以来、ヒューマンから人間扱いされない<ref group="注釈">真を慕う亜人たちからも「容姿自体は異世界におけるヒューマンの基準からは外れている(曰く、かろうじてヒューマン種)」と認識されてはいる。</ref>ながらも、ヒューマン共通語を覚えたり<ref group="注釈">最終的に、魔力を使用した文字会話に落ち着く</ref>、魔力を抑える努力をしたり、顔をマスクで隠したりと、ヒューマンの悪意のある出来事に遭遇しながらどうにか平和的に過ごしていこうとしたが、緊急避難的に亜空に移動させていたヒューマンが手前勝手な理屈で廃棄予定の武器を奪い、ドラウプニルによる暴発事故まで起こして亜空の民に損害を出してもまったく悪びれることもなく逆に自分を非難したことで、自身の見通しが甘すぎたことを自覚。それ以来、直接関わって信を得た者を除いてヒューマンには極めて事務的に接するようになり、魔族とヒューマンの戦争も第三者として傍観し、物資が不足して困っているなら種族に関係なく商売するとしている。これによって戦争がより深刻化したとしても、それでヒューマンと魔族が滅びるなら自分と関わりのある者たちだけを亜空に保護して放置しようと考えている。
:;界(かい)
::月読から与えられた加護によって発現した固有能力。自身の周囲に半球状の可変式領域(範囲は変えられる)を作りだし、す。その領域内では大抵の物ごとを即座に感知できるほか、任意に強化・不可視化といった各種属性付加などを行える。
:;ドラウプニル
::エルダードワーフ謹製の指輪で、試作段階で真の魔力に耐え切れずに損壊したため全力で製作された。魔力を吸収して圧縮し蓄積する作用があり、最初は白色だが魔力を貯めることで赤色に変わる。恐れの原因となる真から駄々洩れ状態の魔力を隠蔽するため両手の5本指全てに装備している。桁外れな魔力をもつ真だから無事というだけで、通常普通のヒューマンなら魔力を吸い尽くされて死ぬ「呪いレベル」のアイテム。