「アラーウッディーン・テキシュ」の版間の差分

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#REDIRECT [[ホラズム・シャー朝]]
'''テキシュ'''(?-[[1200年]]、在位は[[1193年]]-1200年)は、[[ホラズム・シャー朝]]の第6代[[スルタン]]。第5代スルタンであった[[スルターンシャー]]の異母弟。
 
兄がスルタンとして即位するとこれに不満を持ったテキシュは、ホラズム帝国西部にて自らスルタンを称して自立し、兄と対立した。この兄弟の争いは、1193年に兄のスルターンシャーが死去し、その領土をテキシュが全て併合するまで続いたと言われている。
 
その後、テキシュは積極的な領土拡大に乗り出した。自身の后がカンクリ族出身者であったことから、精強で知られるトルコ系のカンクリ族を主力として、[[1194年]]には[[セルジューク朝]]に攻め込んで[[イラン]]領を奪った。さらに[[アッバース朝]]にも侵攻し、その領土を奪取している。
 
対外的には[[西遼]]と友好関係を深めるなど、ホラズム・シャー朝の最盛期を築き上げた有能なスルタンであった。