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『'''喜劇 女は男のふるさとヨ'''』は、1971年51919日公開の日本映画。[[森崎東]]監督による「女」シリーズ第一弾。原作は[[藤原審爾]]の「わが国おんな三割安」徳間書店刊。松竹大船製作、91分、カラー、ワイド
 
原作は[[藤原審爾]]の「わが国おんな三割安」徳間書店刊。
 
[[森崎東]]監督による「女」シリーズ第一弾。
 
松竹大船製作、91分、カラー、ワイド。
 
== あらすじ ==
金沢と竜子が営む「新宿芸能社」は踊り子斡旋業。そんなふたりをとうさんかあさんと慕う踊り子たち。全国の[[ストリップ (性風俗)|ストリップ]]小屋をひとりで渡り歩く「またたび笠子」。「かあさんアタシ結婚するわよ」「誰と?」「誰かと」笠子の呑気な婚活宣言。男に惚れやすいのが玉にでかあさんの心配の種。笠子を慕う「アオカン星子」は踊りは素人で、「あんた何で泣いてるの」と周りのひとが心配するほど素顔が泣きべそ顔。それと男に対してオープンすぎるのが、かあさんの心配の種。笠子は旅先で知り合った照夫と一緒に旅をするうちに、自分に対する誠意が全て本物であることを知り結婚を決意。ところが上京して、みんなから祝福を受けた夜、寝物語に聞いた彼の話から、実は女房子供持ちであることが分かり、失望した笠子はまた旅へ。星子は踊りが褒められるほど上達し、目覚めたプロ意識から整形手術。といっても資金不足なので片目だけ。ケチ権という5050も年の離れたボーイフレンドもできた。自殺願望の青年を助けようとした無垢な真心が誤解され警察沙汰。その星子の純真さに惚れたケチ権が求婚すると、あっさり嫁になることを承諾。みんなに祝福されて幸せな星子。そして笠子も早くかあさんが祝福してくれるような、いい男に巡り会えるよう今日も旅を続けるのだった。
 
== スタッフ ==
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*緑魔子によると、 星子の顔は監督がメイク室につきっきりで、ああでもない、こうでもないと、根気よく注文をつけながら最後に、全くひどい顔にされてしまった。つまり左右眼尻の皮ふをおもいっきり下の方にひっぱって、バンドエイドで止めてそこのところを髪の毛でかくしたものである。<ref>映画書房刊 『にっぽんの喜劇えいが 森崎東篇』 </ref>
* 原作では片目の整形手術をするのは、星子でなく笠子。<ref>藤原審爾著 『わが国おんな三割安』徳間書店刊</ref>
* 監督は『[[生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言]](1984)でバーバラ役の倍賞美津子に「倍賞さん、こういうストリッパーとかヌードダンサーみたいな役は、今までやったことないでしょう」と言ってしまう。<ref>映画書房刊 『にっぽんの喜劇えいが 森崎東篇』</ref>
* 星子は笠子をすごく慕っている設定だが、同じ画面に登場しても、ふたりだけの会話シーンはない。
* ケチ権の家の入口には「うちのテレビはNHKがうつりません」の張り紙。照夫が笠子のために買った中古のテレビは修理不可で「NHKしかうつりません」の札がぶら下がっている。