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'''フランツ・ファン・バルコム'''（'''フランス・-'''、{{lang-nl|Frans van Balkom}}、[[1939年]]</span><span>[[10月23日]] - [[2015年]]</span><span>[[9月2日]]</span>）は、[[オランダ]]の[[サッカー選手]]・サッカー指導者。

1939年10月29日、オランダ[[リンブルフ州 (オランダ)|リンブルフ州]][[ケルクラーデ]]で生まれる。現役時代は[[ローダJC]]の前身ラピドJCでディフェンダーとしてプレー。<ref>[http://www.kgv.nl/wiki/index.php?title=Van_Balkom,_Frans Frans van Balkom]</ref> 引退後は[[ドイツサッカー連盟]]で[[デットマール・クラマー]]の師事のもと指導者となり<ref>[http://blog.goo.ne.jp/s-ushiki/e/8f89f087c8e4df8392df5bad61538d01 相川亮一さんの逝去を悼む] - 牛木素吉郎のビバ！スポーツ時評</ref>、[[1972年]]から[[1975年]]まで[[読売サッカークラブ]]の監督に就任。読売時代は当時高校1年生のGKだった[[松木安太郎]]をDFにコンバートしトップチームに昇格させた。

1976年には[[サッカー香港代表|香港代表]]監督に就任<ref>[http://orientaldaily.on.cc/cnt/sport/20111217/00286_015.html 前荷蘭國家隊領隊教過港隊]</ref>。1977年の[[1978 FIFAワールドカップ|ワールドカップ]]・アジア・オセアニア予選]]で順調に勝ち進んだが、最終予選でに進むが、5戦全敗で敗退<ref>[http://paper.wenweipo.com/2012/01/31/SP1201310035.htm 鍾楚維寄語新掌舵人要夠膽]</ref>。1978年退任。その後[[イラン]]の[[ペルセポリスFC|ペルセポリス]]、[[サッカーインドネシア代表|インドネシア代表]]、[[香港]]の{{仮リンク|東昇體育會|label=東昇|en|Tung Sing FC}}、菱電の監督を務めた。

1993年、松木安太郎が監督に就任した[[東京ヴェルディ1969|ヴェルディ川崎]]のヘッドコーチに就任し、ヴェルディV川崎の[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]初代王者に貢献。1994年に新潟県の外国人スポーツ指導者招待事業で来県。現在の[[アルビレックス新潟]]の前身となる新潟イレブンSCヘッドコーチに就任し、1995年の[[アルビレックス新潟|アルビレオ新潟FC]]監督、1997年のアルビレックス新潟監督を歴任。

1998年悲願のJFL昇格を果たしたアルビレックスに新潟の監督を勇退任。その後はベルギー、イギリス、オランダのクラブでも監督を歴任し指揮を執った。

2015年9月2日、かねてより[[前立腺癌|前立腺がん]]の病気療養中だったが{{仮リンク|スキン・オプ・フール|nl|Schin op Geul}}にて死去。享年74<ref>{{cite press release|url=https://www.verdy.co.jp/news/3176|title=元監督 フランツ・ファン・バルコム氏 ご逝去のお知らせ|publisher=[[東京ヴェルディ1969]]|date=2015-9-3|accessdate=2021-9-2}}</ref><ref>[http://www.mensenlinq.nl/overlijdensberichten/frans-van-balkom-6443549 Overlijdensbericht Frans van Balkom] De Limburger/ Limburgs Dagblad d.d. 3 september 2015 op Mensenlinq.nl</ref>。同年12月19日、かつてバルコムの指導を受けた新潟の元選手が中心となり、当時のスタッフや関係者等を集めた「バルコムさんを偲ぶ会」が新潟市内のホテルにて行われた。