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{{社会学}}
{{社会学}}'''ハードパワー'''とは、他の政治団体の行動や利益に[[社会的影響|影響]]を[[社会的影響|与える]]ための[[軍隊|軍事的]]および[[経済学|経済的]]手段である。この形態の[[政治|政治的]]権力はしばしば攻撃的([[強制]])である。ある政治団体がより弱い団体に軍事的および/または経済的パワーを行使したときに最も即座に効果を示す。 <ref name="hard">{{Cite web|title=Hard Power Vs. Soft Power|url=http://www.themarknews.com/articles/895-hard-power-vs-soft-power|publisher=The Mark|accessdate=26 April 2012|author=Daryl Copeland|date=Feb 2, 2010|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120501050956/http://www.themarknews.com/articles/895-hard-power-vs-soft-power|archivedate=1 May 2012}}</ref>ハードパワーは、[[外交]]、[[文化]]、[[歴史|歴史に]]由来する[[ソフト・パワー|ソフト]]パワーとは対照的なものである。
 
[[ジョセフ・ナイ]]によると、ハードパワーには「経済力および軍事力の[[飴と鞭]]を使って他を自らの意志に従わせる能力」が含まれている。 <ref>{{Cite news|title=Propaganda Isn't the Way: Soft Power|url=http://belfercenter.ksg.harvard.edu/publication/1240/propaganda_isnt_the_way.html|newspaper=International Herald Tribune|accessdate=October 1, 2012|last=Joseph Nye|date=January 10, 2003}}</ref>ここで、「飴」は、貿易障壁の削減、同盟の提供、軍事的保護の約束などの誘因を意味する。一方で、「鞭」は、強制外交の使用、[[戦争|軍事介入]]の脅威、または[[経済制裁|経済制裁の]]実施を含む脅威を表す。アーネスト・ウィルソンは、ハードパワーを強制させる能力として、「他の方法では行動しなかった対象を、行動させる別の方法」と評した。 <ref>
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また、ハードパワーの別の例として、2014年前半にイラクのイスラム国とレバント([[ISIL]])によって行われた軍事行動がある。これは、急速な領土獲得を行った2013年のイスラム国に対する軍事行動である。世界規模での処刑、人権侵害の報告、[[シリア内戦]]によるさらなる影響の恐れなどから、多くの国家がシリア内戦と[[イラク戦争|イラク内戦]]の両方に介入し始めた。
 
== 参照出典 ==
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* [[ソフト・パワー]]
* [[シャープパワー|シャープ・パワー]]
* [[スマート・パワー|スマートパワー]]
* [[大国|権力(国際関係)]]
* [[権力|権力(社会的および政治的)]]
* [[人質外交]]
 
== 参考文献 ==
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== 参考 ==
 
* Kurt Campbell and Michael O'Hanlon, ''Hard Power: The New Politics of National Security''.
* Joseph S. Nye, Jr, ''Soft Power: The Means to Success in World Politics''.
 
== 関連項目 ==
**
* [[人質外交]]
 
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