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'''イルケ・ヴィルダ''' ('''Ilke Wyludda'''、[[1969年]][[3月28日]] - )は、[[ドイツ]]の元女子陸上競技選手。主に[[円盤投]]で活躍した選手であり、[[1996年アトランタオリンピック]]の金メダリストである。
 
当時の[[ドイツ民主共和国]](東ドイツ)で生まれたヴィルダは、[[円盤投]]で11回のジュニア記録、さらに[[砲丸投]]でも2回ジュニア記録を樹立し、[[世界ジュニア陸上選手権]]も制している。[[ドイツ再統一]]によりドイツ連邦共和国の代表として出場した1991年の[[1991年世界陸上選手権|世界陸上]]で[[ツベタンカ・フリストワ]]([[ブルガリア]])に敗れるまで、1989年から1991年にかけて41連勝を果たした。
2011年1月に敗血症のため右足を膝上切断したものの、その後陸上競技に復帰し2012年ロンドンパラリンピックに出場したことで初めてオリンピックとパラリンピック両方でドイツを代表した選手となった。<br>障害者スポーツでは円盤投と[[砲丸投]]の2種目で活躍し、2014年IPCヨーロッパ選手権F57クラスの円盤投で3位、砲丸投で2位を獲得している。これはいずれもドイツ新記録だった。さらに、2015年の[[IPC陸上競技世界選手権大会]](パラ世界陸上)では砲丸投で銀メダルを獲得した。2017年、年間スポーツ選手表彰式でヴィルダは現役引退を表明した
 
== 実績 ==
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