「木口小平」の版間の差分

歩兵第21連隊は[[広島港|宇品港]]から出発し、[[1894年]]（明治27年）6月27日に[[李氏朝鮮|朝鮮]]・[[仁川広域市|仁川]]に上陸する。7月29日午前3時[[清国]]軍と[[天安市|成歓]]で対峙し、午前7時30分までの激戦によって清国軍を壊走させた。この戦いによって木口の属する第12中隊の中隊長[[松崎直臣]][[大尉]]は戦死。<ref>{{Cite web|title=熊本県出身軍人|url=http://bujinkensyokai.web.fc2.com/kumamotogb.html|website=bujinkensyokai.web.fc2.com|accessdate=2021-08-24}}</ref>。松崎大尉は日清戦争の戦死者第一号という。この戦闘中に木口は突撃ラッパを吹いている最中に被弾。銃創により出血し倒れ、絶命した後も口にはラッパがあったという。これは本人の精神力というよりも、[[死後硬直]]が原因であると指摘されている<ref>山形道文「われ判事の職にあり」262頁、1982年10月、文藝春秋、ISBN 978-4163376608</ref>。