「サンポ」の版間の差分

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サンポは、[[フィンランド]]叙事詩の『カレワラ』の中で、非常に重要な要素である。『カレワラ』は、[[1835年]]にそれまで口伝で伝えられてきた伝説をベースにエリアス・リョンロートによって編纂された[[叙事詩]]である([[1849年]]に拡張した。)
 
『カレワラ』の拡張版では、サンポは[[イルマリネン]](伝説的な鍛冶屋)によって、[[ポホヨラ]]の女主人([[ロウヒ]])の娘を得るためのお返しとして、作り出された。それによってポホヨラは大いに潤ったが、ロウヒは約束を反故にして娘を渡さなかった。様々な経緯の後、[[ワイナミョイネン]]やイルマリネンらはサンポの奪回をおこなう。結果として奪回には成功するが、持ち帰る途中でロウヒらの追撃に合う。サンポは粉々になって海に散らばり、それが流れ着いた地に幸せをもたらしたという。
 
『カレワラ』におけるサンポは、その中で何度かその形状や働きが記されているが、そこにはかなりの混乱が見られる。