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=== 土井たか子党首時代 (1996-2003) ===
==== 土井の党首復帰、党勢縮小から自社さ連立政権離脱 ====
総選挙に向けた立て直しの一環として、[[1996年]][[9月28日]]、社会党時代に委員長を務めた[[土井たか子]]が党首に復帰する。社会党時代の支持基盤であった[[労働組合]]の大半が民主党支持に転じたため、土井党首は[[辻元清美]]ら[[市民活動|市民運動]]出身者を積極的に立候補者に起用したが、[[第41回衆議院議員総選挙]](10月20日投開票)では15議席しか獲得できなかった。この選挙で初当選した議員は「土井チルドレン」と呼ばれた。総選挙後は、閣外協力として引き続き[[連立政権]]([[第2次橋本内閣]])に参加したが、[[1998年]]5月に[[連立政権]]から離脱した。
 
2013年[[7月21日]]の[[第23回参議院議員通常選挙|第23回参議院議員選挙]]では、先の衆院選時における新党・第三極ブームは収まったものの、[[与党]]が圧勝し、参議院での[[ねじれ国会|ねじれ]]解消という展開となった。その中でも共産党や[[日本維新の会 (2012-2014)|日本維新の会]]・[[みんなの党]]といった中堅[[野党]]勢力はそれぞれの反与党票を確保し比較的堅調な戦いを見せ、公示前より勢力を拡大させた。一方の社民党は民主党や生活の党などと共に、反与党票の受け皿とはなり得ず、逆に公示前より勢力を減らした。同選挙では選挙区に5人、比例区に4人擁立したが、比例で1議席([[又市征治]])を獲得するに留まった{{efn|但し推薦も含めると、[[沖縄社会大衆党]]の[[糸数慶子]]が[[沖縄県選挙区]]で当選している。}}。この選挙でもかろうじて得票率が2%を越え、国会に議席が存在する限り[[2019年]]まで[[政党要件]]喪失を回避する結果とはなったものの、退潮傾向に歯止めがかからないことに変わりはなく、選挙結果を受けて党首の[[福島瑞穂]]は引責辞任を表明した<ref>{{official website|http://www5.sdp.or.jp/member/director2008.htm|社民党OfficialWeb┃議員┃役員一覧}}2013年7月25日 第63回常任幹事会</ref>。
 
後任を巡る党首選挙では[[吉田忠智]]政審会長([[参議院比例区]])と[[石川大我]]豊島区議会議員が立候補し、社民党としては初、旧社会党時代から数えても17年ぶりの党首選挙が実施された<ref>{{cite news|title=社民党首選、2人が届け出 来月14日開票|newspaper=日本経済新聞|date=2013-09-27|url=https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2702V_X20C13A9PP8000/}}</ref><ref>{{cite news|title=社民党党首選が告示、政審会長vs豊島区議、初の選挙戦|author=|newspaper=産経新聞|date=2013-09-27|url=https://www.sankei.com/politics/news/130927/plt1309270021-n1.html}}</ref>。結果は、9986票対2239票で吉田が選出された<ref>{{cite news|title=社民党新党首に吉田氏を選出|newspaper=産経新聞|date=2013-10-14|url=https://www.sankei.com/politics/news/131014/plt1310140005-n1.html}}</ref>。{{main|2013年社会民主党党首選挙}}
 
{{main|2013年社会民主党党首選挙}}
 
=== 吉田忠智党首時代 (2013-2018) ===
==== 第47回総選挙と第18回統一地方選 ====
==== 止まらない党勢縮小 ====
吉田体制における初の国政選挙、[[第47回衆議院議員総選挙]](2014年12月14日実施)は、野党各党が対自民の選挙協力を行い、特に普天間飛行場問題が再燃して以降反基地闘争が盛んであった[[沖縄県]]で顕著であった<ref>{{cite news|title=「4人全員勝利に全力」山下書記局長 沖縄共闘区を訪問・激励|newspaper=しんぶん赤旗|date=2014-12-02|url=http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-02/2014120202_01_1.html}}</ref>。自民党と[[一騎討ち]]となった沖縄2区で[[照屋寛徳]]が当選、沖縄県内での比例得票数が10万票の大台に達し、[[比例九州ブロック]]の得票率が5.26%に躍進、1議席を維持した。しかし議席はこの2議席にとどまり<ref>{{cite press release|title=第47回衆議院議員総選挙の結果について(声明)|publisher=社会民主党|date=2014-12-15|url=http://www5.sdp.or.jp/comment/2014/12/15/3146/}}</ref><ref>{{cite news|title=<衆院選>東北・社民党の退潮止まらず|newspaper=河北新報|date=2014-11-27|url=http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141127_71019.html}}{{リンク切れ|date=2016年3月}}</ref>、吉田と党首選を争った石川も[[比例東京ブロック]]で落選した<ref>{{cite news|title=比例代表 東 京ブロック 当選者一覧|newspaper=産経新聞|date=2014-12-15|url=https://www.sankei.com/politics/election2014/board/hireiku-05.html#e14h2}}</ref>。両院の総議席数は、公職選挙法の規定ギリギリの5議席を維持した。
 
この選挙では[[次世代の党]]と[[みんなの党]](選挙直前に解党)が議席を大幅に減じ、この分共産党が躍進し、他に民主党が若干の議席増加の結果を得た他は、自民党も含めてほとんどの政党が現有議席の微増減という結果となった。民主党も代表の[[海江田万里]]が落選するなど勝利とは程遠いムードであったため、選挙後は共産党が反自民運動の中核となり、社民党はかつてのライバルにますます差をつけられることとなった。
 
2015年の[[第18回統一地方選挙]]では、改選前議席よりわずかに議席を減らす結果となった。これを受けて党は今回の選挙戦は「大変厳しい闘い」であったと結論付けた。ただ、党は全員当選や議席増・県都での空白区解消を勝ち取った県、若手議員の増加などプラス要件もあったとも総括している<ref>{{cite press release|title=統一自治体選挙後半戦の結果について(談話)|publisher=社会民主党|date=2015-04-27|url=http://www5.sdp.or.jp/comment/2015/04/27/3252/}}</ref>。また、[[世田谷区|世田谷区長選]]で現職の[[保坂展人]]が[[保守]]候補に大差をつけて再選したことや、[[八王子市]]議会選挙で新人の[[佐藤梓 (政治家)|佐藤あずさ]]がトップ当選<ref>{{cite news|title=佐藤あずさ氏が八王子市議選トップ当選|newspaper=日刊スポーツ|date=2015-04-27|url=http://www.nikkansports.com/general/news/1467653.html}}{{リンク切れ|date=2016年3月}}</ref>、石川が総選挙出馬の為に辞職した[[豊島区]]議会議員返り咲くなど、明るニュースもあった。
 
==== 野党共闘時代へ ====
2015年夏の[[平和安全法制]]審議以降、反自民勢力として、民主党・[[維新の党]]・共産党・社民党・[[生活の党と山本太郎となかまたち]](のち自由党に改称)の5野党が共産党のイニシアチブのもとで連携を深める<ref>{{cite news|title=野党5党、安保関連法廃止法案を提出 党首会談で協力確認|newspaper=日本経済新聞|date=2016-02-19|url=http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS19H0H_Z10C16A2EAF000/}}</ref>。5党(民主・維新両党の合併に伴う[[民進党]]の結党後は4党)は翌年の選挙協力を行うことなどを確認したが、この動きは[[民共共闘]]などと呼ばれるなど、4党のうち民進・共産両党がメインに扱われ、社民・生活/自由両党は脇役とみなされた。2016年の衆議院議員補欠選挙、知事選挙の一部などは4党の統一候補を立て、社民党はこれを支援する支援策をとった<ref>{{cite news|title=北海道5区補選、自民新人・和田義明氏が当選確実|newspaper=北海道新聞|date=2016-04-24|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0263157-s.html}}</ref><ref>{{cite news|title=都知事選挙 小池 百合子氏が初当選 291万2,628票を獲得|newspaper=FNNNEWS|date=2016-08-01|url=http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00332032.html}}</ref><ref>{{cite news|title=社民、民進に候補者一本化要求へ 10月の2衆院補選|newspaper=朝日新聞|date=2016-09-01|url=http://www.asahi.com/articles/ASJ9163TPJ91UTFK00W.html}}</ref><ref name="kyoutou">{{cite news|title=衆院補選 野党統一候補の擁立で合意 4野党書記局長・幹事長会談 勝利へ協力と旗印を確認|author=|newspaper=しんぶん赤旗|date=2016-10-6|url=http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-06/2016100601_01_1.html|accessdate=2016-10-13}}</ref><ref>{{Cite web|date=2016-10-7|url=http://www.fjcp.jp/ken-info/2091/|title=新井候補勝利へ全力 衆院福6区補選 小林氏が決意|publisher=日本共産党福岡県委員会|accessdate=2016-10-13}}</ref><ref name="kyoutou" /><ref>{{Cite web|date=2016-10-11|url=http://www.jcp-tokyo.net/2016/1011/141911/|title=東京10区補選 市民団体と政策協定 鈴木庸介予定候補 格差是正など10項目|publisher=日本共産党東京都委員会|accessdate=2016-10-13}}</ref><ref>{{cite news|title=東京10区は若狭氏、福岡6区は鳩山氏が当選 衆院補選で自民系2勝|newspaper=東京新聞|date=2016-10-24|url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201610/CK2016102402000129.html}}</ref>。{{main|民共共闘}}
 
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==== 民進党への合流提案と撤回、吉田党首落選 ====
議席数は、沖縄2区の照屋と比例九州ブロックの吉川が、いずれも再選して現有議席を維持したが、吉川の議席は最下位から2番目という厳しい水準で、比例区得票率は1.69%と結党以来初めて2%を割り込み、2019年の[[第25回参議院議員通常選挙]]の結果次第では、[[公職選挙法]]上の政党要件を失う見通しとなった。この結果について、吉田は「大変厳しい結果になった。国民の選択に値する政党として再建・再生していきたい」と述べた<ref name="sankei20171023">{{cite news|title=【衆院選】社民・吉田忠智党首、立憲躍進「本当によかった」 共産との3野党共闘継続に意欲|newspaper=産経新聞|date=2017-10-23|url=https://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230326-n1.html}}</ref>。また、野党共闘について吉田党首は「立憲民主党を軸に、共産党とも協力」していくことを改めて表明した<ref name="sankei20171023" />。
 
その後、吉田は自身が非議員による活動に制約が生じることを理由に、2018年2月の任期満了をもって退任することを表明した<ref>{{Cite news|title=社民・吉田忠智党首が最後の記者会見「日本のサンダース…まだ及ばず」|newspaper=産経新聞|date=2018-02-22|url=https://www.sankei.com/politics/news/180222/plt1802220014-n1.html|accessdate=2019-03-23}}</ref><ref>{{Cite news|author=岡田浩明|title=【政界徒然草】党首さえ決められず消滅寸前 「タダトモ」頼みの社民党に存在価値あるか|newspaper=産経新聞|date=2018-01-11|url=https://www.sankei.com/premium/news/180125/prm1801250007-n1.html}}</ref>。1月26日に公示された党首選では、[[又市征治]]幹事長以外に立候補の届出がなく無投票で党首に当選した<ref>{{cite news|title=社民党新党首に又市征治氏 無投票で決まる|newspaper=産経新聞|date=2018-01-26|url=https://www.sankei.com/politics/news/180126/plt1801260032-n1.html}}</ref>。{{main|2018年社会民主党党首選挙}}
 
{{main|2018年社会民主党党首選挙}}
 
=== 又市征治党首時代 (2018-2020) ===
[[2020年]]1月6日に又市は「党名にこだわる必要はない」と述べ立憲民主党への吸収合併を容認する考えを示し<ref>{{Cite news|title=社民、吸収合併を容認 又市氏「党名こだわらず」|newspaper=産経新聞|date=2020-01-06|url=https://www.sankei.com/politics/news/200106/plt2001060036-n1.html}}</ref>、9日には「理念・政策では大筋一致している」と述べ、合流に前向きな姿勢を示した<ref>{{Cite news|title=野党合流「理念政策は一致」でも「まだ白紙」 社民党首|newspaper=朝日新聞|date=2020-01-09|url=https://www.asahi.com/articles/ASN194SXVN19UTFK008.html}}</ref>が、同21日に同様に立憲に合流を呼び掛けられていた国民民主党が立憲との合流協議で決裂し、当面野党合流への国民民主党の参加が見送りとなると、又市は「地方には『時間をかけろ』という意見が多い。29日の全国幹事長会議で一定の方向を出すことはない」と述べ、一転して慎重姿勢に転じ、党首選も予定通り2月に実施される方向となった<ref>{{Cite news|title=社民、野田Gの合流機運後退 「立・国」先送り影響|newspaper=時事ドットコム|date=2020-01-27|url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012600280&g=pol|accessdate=2020-01-27}}</ref>。
 
2020年2月22日、東京都内で党大会を開き、新党首に合流慎重派とされる福島瑞穂参院議員を選出した(翌23日に正式に就任)。党首選には又市や吉田忠智も立候補を模索したが、党内対立を回避するため知名度の高い福島への一本化で一致し、無投票で選出された。福島にとっては7年ぶりの党首復帰となった<ref>{{Cite news|title=社民党、福島瑞穂氏が党首復帰 立憲への合流は慎重姿勢|newspaper=朝日新聞|date=2020-02-22|url=https://www.asahi.com/articles/ASN2Q62W2N2QUTFK005.html}}</ref>。23日には立憲民主党との合流協議継続を盛り込んだ議案を採択したほか、幹事長に吉田、副党首に吉川が就く役員体制も承認された<ref>{{Cite news|title=社民、立民と合流協議継続を確認 党大会で|newspaper=日本経済新聞|date=2020-02-23|url=https://r.nikkei.com/article/DGXMZO55990040T20C20A2PE8000|accessdate=2020-06-28}}</ref>。{{main|2020年社会民主党党首選挙}}
 
{{main|2020年社会民主党党首選挙}}
 
=== 福島瑞穂党首時代 (2020-) ===
[[2021年]]1月13日、分裂後初となる立憲民主党との党首会談が行われ、衆参両院での統一会派を維持するなどの連携維持を確認した<ref>{{Cite news|title=立憲と社民党首が会談 連携維持を確認 国政選挙でも協力|newspaper=毎日新聞|date=2021-01-13|url=https://mainichi.jp/articles/20210113/k00/00m/010/217000c|accessdate=2021-01-28}}</ref>。1月15日には院内で所属議員が1人しかいない政党は会派名から省くという慣例により、衆議院会派の名称が「立憲民主党・社民・無所属」から「立憲民主党・無所属」に変更され、社民の名称が消滅した。一方で参議院では衆議院と慣例が異なるため、会派名の「立憲民主・社民」は維持された<ref>{{Cite news|title=立憲など衆院統一会派、会派名から「社民」削る|newspaper=毎日新聞|date=2021-01-15|url=https://mainichi.jp/articles/20210115/k00/00m/010/175000c|accessdate=2021-01-28}}</ref>。
 
5月9日の全国代表者会議では、前年2月の党大会以降これまでに、党員全体の3割にあたるおよそ4,000人が離党し、党員が1万人を割り込んだと公表した。また、47都道府県にあった地方組織も17の組織で分割や解散となるなど、党勢の衰退が進んでいることもあわせて報じられた<ref>{{Cite web|title=社民党 党員3割が離党 組織の再生急務に |website = NHKニュース |url = https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210509/k10013019751000.html |date=2021-05-09|archiveurl = http://archive.is/r91an |archivedate = 2021-05-09 |accessdate=2021-05-09}}</ref><ref>{{Cite news|title=社民が全国代表者会議 福島氏「国会議員増やす」|website = 産経ニュース |publisher = [[産業経済新聞社|産経デジタル]]|date=2021-05-09|url=https://www.sankei.com/politics/news/210509/plt2105090016-n1.html|accessdate=2021-05-21}}</ref>。党の[[支持率]]は同年5月8日、9日の[[ジャパン・ニュース・ネットワーク|JNN]][[世論調査]]によれば、前回から0.3ポイント下落し、0%になった<ref>{{Cite web|title=TBS「世論調査」|url = https://news.tbs.co.jp/newsi_sp/yoron/backnumber/20210508/q1-2.html |archiveurl = http://archive.is/b73am|website=TBS NEWS|date=2021-05|archivedate = 2021-05-13 |accessdate=2021-06-28}}</ref>。
 
8月18日には、社民党などを中心に[[民共共闘|野党の連携]]を後押しする「共同テーブル」が設立された。共同テーブルは「いのちの安全保障確立に向けて非正規社会からの脱却を目指す」ことを理念とするネットワークとなることを目指しており、参院議員会館での記者会見には[[佐高信]]、[[杉浦ひとみ]]、[[竹信三恵子]]、[[前田朗]]、[[纐纈厚]]、[[白石孝]](NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長)、[[清水雅彦]]が参加した<ref>[https://mainichi.jp/articles/20210818/k00/00m/010/062000c 正念場の社民 野党連携へ支援団体が発足 佐高信さんら発起人 毎日新聞 2021/8/18]</ref><ref>[https://sdp.or.jp/sdp-paper/202108-table/ いのちの安全保障確立を 「共同テーブル」発足で佐高さんら訴え 社会新報 2021.08.20]</ref>。
 
== 政策 ==