「タバコ浣腸」の版間の差分

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'''タバコ浣腸'''({{lang-en-short|tobacco smoke enema}})、すなわち[[タバコ]]の煙を[[直腸]]へと[[吹送]]する行為によって、[[北アメリカ大陸]]の[[インディアン]]、そして後には[[ヨーロッパ]]の[[医者]]たちがさまざまな疾患を治療しようとした。
 
タバコは、アメリカからヨーロッパにもたらされて間もない頃から[[薬]]として扱われていた。タバコの煙はヨーロッパの医療従事者たちによって[[風邪]]や睡魔と戦う手段となったが、浣腸するという手法は北アメリカ大陸のインディアンの慣習をとりいれたものである。これは[[腹痛]]を和らげるだけでなく、溺れたひとを蘇生する試みにもよく用いられた。リキッド状のタバコの浣腸は、[[ヘルニア]]の症状を抑えるために頻用された。
 
浣腸するという手法は北アメリカ大陸のインディアンの慣習をとりいれたものである。これは[[腹痛]]を和らげるだけでなく、溺れたひとを蘇生する試みにもよく用いられた。リキッド状のタバコの浣腸は、[[ヘルニア]]の症状を抑えるために頻用された。
 
19世紀のはじめごろには、タバコの煙に含まれる[[ニコチン]]の毒性が発見され、この治療法も衰退した。