「新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣」の版間の差分
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2020年3月6日、当時の[[安倍晋三]][[内閣総理大臣|首相]]が[[新型コロナウイルス]]の[[オーバーシュート (感染症)|感染拡大]]に備えて[[新型インフルエンザ等対策特別措置法#新型コロナウイルス感染症への適用対象拡大|新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案]]の[[担当大臣|担当閣僚]]に[[西村康稔]][[経済再生担当大臣|経済再生担当相]]を充てた<ref name="安倍首相1">[https://web.archive.org/web/20200307181509/https://www.jiji.com/sp/article?k=2020030601159&g=pol 特措法改正担当に西村再生相 「答弁の安定性」重視―新型コロナ]</ref>。
現職の西村康稔に対し、[[国務大臣]]として「[[新型インフルエンザ等対策特別措置法]]に関する事務の担当」を命じる等の発令は[[官報]]に掲載されておらず、この人事は辞令を用いたものではなく口頭での指示によるものであるが、これについて[[内閣官房]]の担当者は「[[大臣]]の仕事は[[首相]]から口頭で指示を受けるものもあり、紙に書かれた形でなくとも、仕事の重みに差があるわけではない」としている<ref name="東京新聞">[https://www.tokyo-np.co.jp/article/57292 コロナ対策「最優先課題」でも担当大臣いないけど? デジタルや万博は新設 2020年9月24日 06時00分 東京新聞]</ref>。同様の口頭による指示は、[[新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当大臣|新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を円滑に推進するため
経済再生担当大臣の西村に新型コロナウイルス感染症対策担当を兼務させている理由は、[[答弁]]の安定性を重視した起用とされている<ref name="安倍首相1" />。西村は、2020年9月16日に発足した[[菅義偉内閣]]でも引き続き、新型コロナウイルス感染症対策担当大臣を務めている。西村は、任命の翌日に行った記者会見で、新型コロナウイルス感染症対策担当大臣の業務について「[[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)|経済財政担当の内閣府の特命担当大臣]]ということでありますけれども、[[日本経済再生本部#経済再生担当大臣|経済再生]]、[[日本の福祉#社会保障制度改革|全世代型社会保障改革]]、それからあわせて[[新型コロナウイルス感染症対策本部|新型コロナウイルス感染症対策]]、それから[[環太平洋パートナーシップ協定|TPP]]、こういったことを担当してまいります。いずれも重要な課題でありますので、与えられた任務、職責を全力で全うしていきたいと考えております。まず何より、この新型コロナウイルス感染症への対応、総理からはメリハリのきいた感染対策を行うということと、感染対策と経済活動を両立するということで強い指示をいただきました。雇用を守り、事業を継続のために、躊躇なく対策を講じ、経済の回復につなげていくようにという御指示であります。引き続き、専門家の皆さんとも毎日意見交換をしながら、そして知事とも連携を取り、しっかりと対応していきたいと考えております」と述べている<ref>[https://www.cao.go.jp/minister/2009_y_nishimura/kaiken/20200917kaiken.html 西村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年9月17日]</ref>。
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