「熱圏」の版間の差分

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熱圏の大気の分子は太陽からの電磁波や磁気圏で加速された電子のエネルギーを吸収して一部が[[電離]]している。この電離したイオンと電子が層になっているのが[[電離層]]である。熱圏にはE層、F1層、F2層(夜間は合わさってF層となる)が存在し、また季節によって[[スポラディックE層]]が出現する。
 
また高緯度地方では磁気圏で加速された電子などが次々に流入し、熱圏の大気の分子に衝突してそれを[[励起]]や[[電離]]させ、その分子が元に戻るときに発光する現象が見られる。これが[[オーロラ (代表的なトピック)|オーロラ]]である。
 
中間圏より下では混合によって大気中の分子の存在比は一様になるが、熱圏は大気の密度が低いため十分に混合せず、重力による分離が起こる。分子量の大きな分子が下に集まるため、80-100 kmでは[[窒素]]が主成分、170 kmより上では[[酸素]]原子が、1,000 km程度では[[ヘリウム]]が多い。