「全国フェミニスト議員連盟」の版間の差分

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[[機関紙]]として『AFER』(アファー)を発行。
== 目的結成 ==
1992年2月15日に[[三井マリ子]][[東京都議会|東京都議会議員]]、中嶋里美[[所沢市議会|所沢市議会議員]]らを呼びかけ人として結成された<ref name=":0">{{Cite news|title=女性の政界シェア、目標30% フェミニスト議連結成|newspaper=朝日新聞|date=1992-02-04|publication-place=東京|page=2}}</ref><ref name=":1">{{Cite news|title=フェミニスト議連、旗揚げ集会を開く 「女性議員割当制」訴え|newspaper=朝日新聞|date=1992-02-16|publication-place=東京|page=30}}</ref>。地方議員20人をはじめとした女性運動家100人が参加した<ref name=":0" /><ref name=":1" />。
日本の[[政策]]決定の場である[[議会]]にあまりにも少ない[[女性議員]]を増やすこと。[[フェミニズム]]に根付いた政治と、市民の活動をサポートする運動体であると自らを定義している。
 
== 構成 ==
== 歴代代表 ==
公式ホームページに依れば、2020年時点での代表は前田佳子(東京都[[八王子市議会|八王子市議]])、増田かおる(千葉県[[松戸市議会|松戸市議]])。
{| class="wikitable"
会員数は約200名。
|+
!就任年月日<ref name=":2">{{Cite web|title=現状・あゆみ – 全国フェミニスト議員連盟|url=https://afer-fem.org/?page_id=432|accessdate=2021-09-18|language=ja}}</ref>
! colspan="2" |共同代表<ref name=":2" />
|-
|1992年
|中嶋里美
|三井マリ子
|-
|1994年
|小枝すみ子
|広田信子
|-
|1995年
|住田景子
|中田京
|-
|1998年
|鐘ヶ江洋子
|石崎たかよ
|-
|2000年
|岩橋百合
|土井節子
|-
|2002年
|名取みさこ
|木村民子
|-
|2004年
|さとうももよ
|丸山寿子
|-
|2006年
|村上香代子
|瀬野喜代
|-
|2008年
|陣内泰子
|野村羊子
|-
|2010年
|矢澤江美子
|中村まさ子
|-
|2012年
|日下景子
|片山かおる
|-
|2014年
|会津素子
|皆川りうこ
|-
|2016年
|ひぐちのりこ
|日向美砂子
|-
|2018年5月27日
|小磯妙子
|まきけいこ
|-
|2020年5月24日
|前田佳子
|増田かおる
|}
 
== 主な申し入れ事項 ==
* [[1992年]]、各党に候補者の30%を女性にする事と、比例代表制の名簿を男女交互にすることを申し入れた<ref name=":3">{{Cite news|title=「参院選立候補者 30%を女性に」 フェミニスト議連申が各党に申し入れ|newspaper=読売新聞|date=1992-04-07|publication-place=東京|page=17}}</ref>。これに対して[[日本社会党]]委員長の[[田邊誠]]と[[社会民主連合]]代表の[[江田五月]]は賛意を示した一方、[[第二院クラブ|二院クラブ]]の[[今泉隆雄]]は疑問を投げかけた<ref name=":3" />。
* 同年、北口和皇[[熊本市議会|熊本市議会議員]]がセクハラを受けた事案で、議会での本人の発言に対して懲罰を下した事に対して、[[7月13日]]付で嶋田幾雄議長あてに抗議と懲罰の撤回を求める声明文を出した<ref>{{Cite news|title=フェミニスト議員連盟が熊本市議⻑に声明文 “北口市議の懲罰決議撤回せよ”|newspaper=熊本日日新聞|date=1992-07-15|publication-place=熊本|page=18}}</ref>。しかし、回答がなかった為[[8月5日]]、三井が直接嶋田に申し入れを行った<ref>{{Cite news|title=懲罰決議の撤回を、三井都議が熊本市議会に申し入れ 熊本|newspaper=西日本新聞|date=1992-08-06|page=24}}</ref>。
* [[1995年]][[8月19日]]、[[8月8日|8日]]に発足した[[村山内閣 (改造)|村山改造内閣]]に女性閣僚が1人も入らなかったのは時代に逆行するとして、[[村山富市]]あての抗議文を[[総理府]]に提出した<ref>{{Cite news|title=女性閣僚ゼロは時代に逆行 全国フェミニスト議員連盟が村山首相に抗議文|newspaper=熊本日日新聞|date=1995-08-19|publication-place=熊本|page=2}}</ref>。
* [[1996年]][[7月26日]]、[[日本放送協会|NHK]]に対し、働く女性が少なすぎるとして女性職員の積極採用を求める要望書を提出した<ref>{{Cite news|title=NHKに女性職員増を要望 フェミニスト議員連盟|newspaper=熊本日日新聞|date=1996-07-27|publication-place=熊本}}</ref>。
* [[2010年]][[9月28日]]、[[千葉県]]の第三次男女共同参画計画の骨子案から削除された「男女平等」の文言を、復活することを求める申し入れ書を千葉県に提出した<ref>{{Cite news|title=県計画骨子で削除 「男女平等」復活を フェミニスト議連|newspaper=東京新聞|date=2010-09-29|publication-place=千葉|page=22}}</ref>。
* [[2016年]][[6月2日]]、[[岡崎市議会]]で発生したセクハラに関して、「個人の問題」として放置したことに対して抗議する文書を蜂須賀喜久好議長に提出した<ref>{{Cite news|title=全国フェミニスト議員連盟 岡崎市議会に抗議文|newspaper=中日新聞|date=2016-06-02|publication-place=名古屋|page=24}}</ref>。
* [[2017年]][[4月9日]]、石嶺香織[[宮古島市#市議会|宮古島市議会議員]]に対する辞職勧告決議の撤回を求める要請書を棚原芳樹議長と全議員あてに送付した<ref>{{Cite news|title=辞職勧告の撤回要請/フェミニスト議連 宮古島議会に|newspaper=沖縄タイムス|date=2017-04-19|publication-place=那覇|page=31}}</ref>。
* 同年[[8月7日]]、仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会の[[壇蜜]]が出演するPR動画について、公金で制作すべき内容ではないとして配信停止を申し入れた<ref name=":4">{{Cite news|title=壇蜜さん出演観光動画/全国女性議連が配信停止を要請/タレントの壇蜜さん(横手市出身)が出演する仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会の観光PR動画を巡り、全国の女性議員ら約200人でつくる全国フェミニス|newspaper=河北新報|date=2017-08-08|publication-place=仙台|page=14}}</ref>。
* [[2019年]][[11月18日]]、[[愛媛県]]のPR事業「まじめえひめプロジェクト」に対して、事業に抗議し中止を求める要望書を[[中村時広]]知事に提出した<ref name=":5">{{Cite news|title=「まじめえひめ」ふまじめなPR 「⻑い介護時間」強調、あやふやな根拠も女性登用に遅れ「問題動画 作られる土壌に」|newspaper=東京新聞|date=2019-12-03|publication-place=東京|page=24}}</ref>。
* [[2021年]][[8月26日]]、[[千葉県警察|千葉県警]]が公開した交通安全を啓発する動画に対し、抗議する文書を[[千葉県警察#歴代本部長|千葉県警本部長]]、[[松戸警察署|松戸警察署長]]、[[松戸東警察署|松戸東警察署長]]、[[千葉県知事一覧|千葉県知事]]、[[松戸市#市長|松戸市長]]、松戸市教育長あてに送付した<ref name=":6">{{Cite web|title=Vチューバー起用は「女性蔑視」? フェミニスト議連が抗議の啓発動画、松戸警察が削除(J-CASTニュース)|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/726aeddaf6debbea5f828f1da7fd184c9c09ebd1|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2021-09-17|language=ja}}</ref>。
 
== 申し入れへの反応 ==
* 壇蜜のPR動画に対する申し入れについて、[[村井嘉浩]]宮城県知事は[[2017年]][[8月7日]]の定例記者会見で批判に疑問を呈した<ref name=":4" />。しかし、同月[[8月21日|21日]]の定例記者会見で26日のイベントを区切りに配信を終了する意向を表明した<ref>{{Cite news|title=反省なき幕引き 壇蜜さん動画 宮城県配信停止へ 背景に知事選?「やめ方乱暴」「問題の総括を」|newspaper=東京新聞|date=2017-08-24|publication-place=東京|page=24}}</ref>。
* 「まじめえひめプロジェクト」への申し入れに対し、中村時広は継続する意向を示し、全国フェミニスト議員連盟のメンバーで唯一問題視した県議に対して「プロの活動家として歩んでこられ、政治的な背景を持った団体との連携もかなり強い方」と述べている<ref name=":5" /><ref>{{Cite news|title=批判県議はプロ活動家/ユーモアの精神ある 知事 「まじめえひめ」継続表明|newspaper=愛媛新聞|date=2019-12-25|publication-place=松山}}</ref>。
* 千葉県警が制作した交通安全啓発動画の申し入れに対し、千葉県警は[[9月10日]]までに動画を削除した<ref name=":6" /><ref>{{Cite web|title=「女性の権利や社会進出を訴えたいという思いは同じだと思う」松戸市のVTuber「戸定梨香」の動画削除で、運営会社社長が全国フェミニスト議員連盟に呼びかけ(ABEMA TIMES)|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/de13a52f24de8fad7f4a4694c3284cc4232dfcb4|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2021-09-18|language=ja}}</ref>。これに対し、動画に出演しているVTuberをプロデュースした会社の代表はこの申し入れに対し、遺憾の意を示している<ref>{{Cite web|title=https://twitter.com/ase_itakura/status/1435879226406686720|url=https://twitter.com/ase_itakura/status/1435879226406686720|website=Twitter|accessdate=2021-09-18|language=ja}}</ref>。また、有志の地方議員がこの件に関して全国フェミニスト議員連盟に抗議文を出す予定になっている<ref>{{Cite web|title=抗議と署名募集。全国フェミニスト議員連盟に対して意見を送付します。 - おぎの稔(オギノミノル) | 選挙ドットコム|url=http://go2senkyo.com/seijika/157504/posts/299176|website=選挙ドットコム|accessdate=2021-09-18|language=ja}}</ref>。
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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== 外部リンク ==
*[https://afer-fem.org/ 全国フェミニスト議員連盟 – フェミニズムに根付いた政治と市民活動をサポートするサイトです] - 公式サイト
*[https://afer-fem.org/] - 公式ホームページ
*[http://www.afer.jp/ 全国フェミニスト議員連盟] - 旧公式サイト
*{{Facebook|afer.fem}}
 
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[[Category:議員連盟|*]]