「ミノボロスゲ」の版間の差分

 
勝山は本種をオオカワズスゲ節 Sect. Vulpinae に含め、それに対して星野他(2011)ではこの節から[[オオカワズスゲ]]をはずし、本種を含むものをミノボロスゲ節 Sect. Pjleoideae としている。共通する特徴は柄のない同型の小穂を穂状に着けること、小穂が雄雌性であること、果胞が平らで縁に翼や稜が強く出ること、匍匐茎が伸びずに株を作ることなどである<ref>勝山(2015),p.54</ref>。
 
YListでは頭記の学名を採っており、星野他(2011)もこれにならっている。この基本亜種は[[ヒマラヤ]]に分布する<ref>牧野原著(2017),p.331</ref>。近縁のツクシミノボロスゲも同じくこの種の変種 var. ''franchetiana'' とされている。
 
それに対して勝山(2015)は本種を独立種とし、''C. albata'' (Boott ex Franch. et Sav.) T. Koyama の学名を採用しており、ツクシミノボロスゲは本種の変種、つまり ''C. albata'' var. ''franchetiana'' と位置づける。彼によると ''C. nubigena'' は花穂の最下から出る苞がよく発達し、穂より長くなるのでこれら2種とは異なり、本種は独立種で、ツクシミノボロスゲはむしろ本種に近い、との判断である<ref>勝山(2015),p.57</ref>。