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→‎歴史: VTEC搭載車が発売された当時のトヨタ カローラレビン/スプリンタートレノはAE86型ではなくAE92型であるため修整。
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初期のVTECは、[[カムシャフト]]にハイ/ロー2種類のカムを設け、そこに接する[[ロッカーアーム]]を一定の回転数に達した際に切り替え、バルブタイミング・リフト量を変化させる。VTEC以前にも、カムシャフトを[[油圧]]によりスライド(回転)させ、[[クランクシャフト]]に対する相対的な[[位相]](角度)を変える方式は実用化されていたが、リフト量とバルブタイミングを同時に変化させる機構はVTECが初めてであった。これにより、低回転域と高回転域それぞれにおいて、バルブタイミングおよびリフト量が最適化され、低回転域の[[トルク]]と高回転域のパワーを両立させることが可能となった。[[ホンダ・B型エンジン|B16A型]]エンジンに初めてこの機構が搭載され、[[自然吸気]]エンジンでありながら排気量1Lあたり100[[馬力]]超を実現した。NAエンジンユニットとしては高回転型エンジンとして知られているが、エンジンのヘッド周りの重量増、等のデメリットからその実レブリミットに関しては他のエンジンに対して極端に上がっているわけではない。また軽量化や信頼性向上のためVTEC機構自体をエンジンから取り払い高回転用カムのみの運用も見受けられる。
 
この機構の発案については、[[焼き鳥]]屋で[[ねぎま]]を焼いている様子を見ていた技術者が、串に打たれた具材が回ったり回らなかったりする([[ネギ]]は回らないのに[[鶏|肉]]は回る、など)のを見て、発想したものである<ref>[http://www.honda.co.jp/message/ismlog/log02/text/ Honda | Honda ism-log | Vol.2 「焼き鳥から生まれた革新」]</ref>。
また、[[VTEC-E]]を開発する際には[[渦|スワール]]の研究では[[トイレ]]の[[小便器]]で[[排尿|用を足す]]角度まで参考にしていた<ref>ホンダの企業広告でも同様の内容で紹介された。</ref>。
 
== 歴史 ==